吉岡や堀北が感動!『ALWAYS 三丁目の夕日'64』で大空に“333”の飛行機雲
人気映画シリーズの第3弾『ALWAYS 三丁目の夕日'64』(1月21日公開)のイベントが1月12日、ザ・プリンスパークタワー東京・プリンス芝公園で開催。吉岡秀隆、薬師丸ひろ子、堀北真希、須賀健太、山崎貴監督が登壇した。劇中に登場する飛行機雲にちなみ“スカイライティングイベント”と称した本イベントでは、東京タワーをバックにプロペラ機が大空にスモークで大きく“333”と描き、会場を熱気に包んだ。
本作の舞台は、東京オリンピック開催で夢と希望に満ちあふれていた1964年(昭和39年)。ここで三丁目の住人たちが、それぞれに人情ドラマを繰り広げる。今回、シリーズ“3”作目、“三”丁目の住人、今回初の“3”D、そして東京タワーの高さが“333”mということで、空に“333”と飛行機雲が描かれた。
朝から曇り空だったが、本番では東京タワーの周辺だけが見事に晴れ間を見せ、空中イベントは大成功。空に浮かんだ“333”を見て、吉岡秀隆は「胸が一杯です」と、薬師丸ひろ子は「ロマンティックですね」と、堀北真希は「雲のない中、青い空に“333”と綺麗に書かれて感動しました!」と、全員が大感激。山崎監督も「無謀な企画だと思っていたけど、まさかの大成功ですね。この映画、何か持ってます」と興奮していた。
本作の見どころについて、堀北は「一作目の時は16歳で、自分もちょっとずつ大人になっていきました。六ちゃんが巣立つ時は少し寂しい気持ちになりました」と明かすと、須賀健太も「今回の作品は一番演じるのが難しかったけど、自分の中で納得のいくものができました」と充実感あふれる表情で語った。
3D映像で再現された当時の街並みや東京タワー、オリンピック開会式の日の飛行機雲、開通したばかりの東海道新幹線などの背景はもちろん、帰ってきた三丁目の人々の悲喜こもごものドラマは感動必至。山崎監督が「震災が起こった中で撮影をしましたが、今の時代に見てほしい作品になりました」と言っていたが、希望にあふれた本作を見て、たっぷりとパワーをもらいたい。【取材・文/山崎伸子】