長澤まさみ「生まれ変わるのなら、オスがメスに変わるカクレクマノミ」発言にゴリもビックリ
日本発のネイチャードキュメンタリー『日本列島 いきものたちの物語』(2月4日公開)の完成報告会見が1月23日にホテルラフォーレ東京で開催。ナビゲーターを務めた嵐の相葉雅紀、長澤まさみ、ゴリ(ガレッジセール)、黒木瞳、一瀬隆重プロデューサー、出田恵三監督が登壇し、それぞれが動物たちに対する思い入れを語った。
日本全国30か所で、2年半に渡る撮影を敢行した本作。出田監督は「震災が間にあり、いろんなことを考えて中断もしましたが、家族や絆って変わらないテーマだし、震災の前後ということで、今の日本の自然がこんなに素晴らしいんだということを伝えたかったです」とあふれる思いを口にした。台湾や香港で行われたワールドプレミアにも出席したという相葉は「現地の子供たちに日本の自然をわかってもらえて良かったですと笑顔を見せた。
長澤まさみは「カクレクマノミの担当をさせてもらった時、こんな小さな動物でも親の愛や絆があるんだってことにすごく感動しました。もしも、生まれ変われるのなら、クマノミですね。オスがメスに変わるってことで、両方味わえるので楽しいから」とコメント。ゴリは「最初に動物役として出るのかなと思ったら、まさかのナビゲーターでホッとしました。ゴリなんで、ニホンザルのパートかと思ったらイノシシで。子供たちに受けそうなアドリブを入れて監督たちに大爆笑してもらったんですが、完成版を見たら8割カットされました」と激白し、会場は大爆笑。
黒木は「命の終わりって親から順番というのが普通なんでしょうけど、小ザルがひとりぼっちで残されると辛いなって。でも、屋久島のサルは子供が先に逝っちゃう。両方の映像を見て、ぐっとくるものがありました」と子供を持つ母親の目線でコメント。その後、行ってみたいロケ地について「屋久島はオスが多くて、モテモテなんですよね。屋久島です」とおちゃめに答えてくれた。
『日本列島 いきものたちの物語』は、日本を代表する30人の動物カメラマンが、ニホンザルからイノシシ、ヒグマ、カクレクマノミまで、日本で暮らす様々な動物たちの生態を追った感動作。厳選された動物たちの生き生きとした映像は、命の輝きを投影している。また現在、公式サイトではいきものフォトコンテストを開催中で、長澤まさみもすでに投稿済みとのことなので、ぜひあなたも動物写真を投稿してみては。【取材・文/山崎伸子】