注目美少女・川口春奈が初ホラーに驚愕! 撮影中は心霊現象に遭わなかったものの

インタビュー

注目美少女・川口春奈が初ホラーに驚愕! 撮影中は心霊現象に遭わなかったものの

現在、CMや映画などに多数出演し注目を集める女優・川口春奈と、彼女の事務所の先輩である志田未来。ふたりが出演する携帯電話向けの番組の収録中に異変が起き、その原因を探っていく過程でさらなる恐怖に襲われる姿を映し出したのが、2月18日より公開中のホラー映画『POV 呪われたフィルム』だ。本作が映画出演2作目の川口春奈が自身の役を演じる難しさや、撮影現場で見聞きした恐怖体験を語ってくれた。

「ホラー映画自体初めてでしたし、最初は緊張してなかなかうまくいかなかったんです。だけど、自分の役を演じる機会なんて滅多にないし、難しい部分もありましたが、貴重な体験をさせてもらったと思います」と、まずはほっとしたそう。志田との共演は2回目だが、同じ事務所で顔を合わす機会も多く、まるで本当の学校の先輩後輩のように、協力して撮影に挑めたのも良かったのだとか。

だが、ホラー映画の撮影には怪奇現象が起きることもしばしば。本作の撮影でも恐ろしい出来事が。「機材が壊れて電源が落ちたりとか、色々ありましたね。撮影中はなんか暗いなぐらいしか思ってなかったものの、後で聞いたら。私自身は何も恐ろしい経験をしなかったのですが、撮影中に霊媒師の方がいらっしゃって、いただいたお清めの塩を持っていたのがよかったのかもしれません」。

そんな本作を手がけたのは“Jホラーの父”とも言われる鶴田法男監督。撮影前にはホラー映画に情熱を注ぐ監督からの熱い思いを語られ、いっそう気合いが入ったという。「監督が脚本を書き上げたのが昨年の3月11日の午前中で、その後の東日本大震災で映画自体がどうなるかわからない状況もあったそうです。でも、日本のホラー映画は健在だというのを伝えるべく、“世界に誇れるホラー映画を作りたいんだ。それにはふたりにかかっているんだ”と言っていただいて光栄でした」。

本作では恐怖におびえる役を熱演した彼女だが、次作の『桜蘭高校ホスト部』(3月17日公開)ではコミカルな演技にも挑戦する。「作品によって印象が全く変わるような演技の幅が広い女優さんになりたいですね」と、彼女の目指す理想は高い。鶴田監督が手がけた『リング0 バースデイ』(00)で仲間由紀恵が飛躍を遂げたように、彼女も本作への出演をきっかけに、今後、目が離せない女優になっていくはずだ。【トライワークス】

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