売れっ子玉木宏が戦争映画に初挑戦!

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売れっ子玉木宏が戦争映画に初挑戦!

第2次世界大戦末期の太平洋で、米軍駆逐艦と日本軍の潜水艦の激闘、潜水艦乗組員たちの絆を描いた『真夏のオリオン』が6月13日(土)公開。

主演を務めるのは、本作が初の戦争映画出演となる玉木宏。30歳という若さで潜水艦乗組員をまとめる艦長・倉本海軍少佐役は「現代の僕たちよりも精神的にすごく優れている気がする」という。

「“死ぬために戦うのではなく生きて帰るために戦う”という台詞が、頭の中に残っています。潜水艦は艦長の指示で動くという意味では、人一倍、死について考える立場だったと思うのですが、倉本という男は、不安を感じていたとしてもそれを人には見せない。上に立つ人間がブレてはいけないということを教わりました」

これまで『変身』(05)、『ミッドナイトイーグル』(07)などさまざまな作品で、知的で落ち着いた大人の男を演じ、その端正な顔立ちと低音で甘いボイスで女性たちを魅了してきた玉木宏。近年ではドラマ「のだめカンタービレ」の主人公のだめが思いを寄せる相手・千秋役に扮し、そのギャグ満載の作品世界で、ハジけた演技を披露し、人気が再燃。現在放送中のドラマ「ラブシャッフル」でも主演を務め、また3月14日(土)からは、その魅力的な声を生かし日本語吹替を務めた『マダガスカル2』が公開。映画にドラマにと作品ごとに新たな表情を見せ、快進撃が続く。

夏には、手塚治虫の異色コミックの映画化した山田孝之との競演作『MW ムウ』が公開される。手塚作品の中でも、ほかの娯楽作とは一線を画した問題作で、玉木が扮するのは心に闇を抱えた恐るべき殺人鬼。

現在29歳の玉木宏にとって、20代最後の年となる2009年。ブレることのない生きた演技で戦う玉木宏に注目だ。

『真夏のオリオン』は6月13日(土)より全国東宝系で公開。【MovieWalker編集部】

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