ジュード・ロウ、女装趣味者を演じ本領発揮
新作映画「Rage」で服装倒錯者の男性の役を演じたジュード・ロウが、監督から絶賛されている。
ジュードはかつらとメイクを駆使してスーパーモデル、ミンクスの役に体当たりしたが、同作のサリー・ポッター監督は彼の勇気に感銘を覚えたという。「ジュード・ロウは、それが役者としては時にマイナスになるほど容姿に恵まれている。そんな彼がミンクスの役を引き受けたのは、勇気ある決断だった」「奇妙なことに、ばっちり化粧を施し髪を整えて、彼が“女性”になればなるほど、彼の演技は剥き出しになって行った。自分をとことん無防備にしようとする強い意志を彼は持っていた。(彼の女装シーンは)撮影の中でも非常に緊張感のある部分だった」と語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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