男が演じる“女性”はキワモノではなく様式美 ※ただしイケメンの舞台に限る|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
男が演じる“女性”はキワモノではなく様式美 ※ただしイケメンの舞台に限る

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男が演じる“女性”はキワモノではなく様式美 ※ただしイケメンの舞台に限る

11月18日(水)よりサンシャイン劇場で公演されるマリア・マグダレーナ再来日公演『マグダラなマリア』〜マリアさんは二度くらい死ぬ!オリエンタルサンシャイン急行殺人事件〜は、若手イケメン俳優が総出演していることで話題を集めている注目の舞台。しかも本作は『ごくせん THE MOVIE』(09)の鯨井康介やミュージカル「テニスの王子様」の佐藤永典らイケメンが、ただ単に共演しているだけでなく、女性役を熱演しているというところも見逃せないポイントなのだ。

“女装”と聞くとキワモノ扱いされがちだが、本作の出演者は全員イケメンばかりで、その姿はまさに「美しい」のひと言! 男性のままだと見られない、色っぽく艶っぽい美しさがここぞとばかりに放たれ、普通に女性が女役を演じるのとはひと味違った独特の色気を感じさせてくれる。

思えば、歌舞伎など伝統芸能の世界でも、男性が女役を演じることによって異質な色気を醸し出すことに成功しているのは周知のところ。古来より認められてきた独特の様式美が若手イケメンたちによってさらなる進化を遂げた姿を、この機会に体感してみてはいかがだろう。【トライワークス】

舞台 マリア・マグダレーナ再来日公演『マグダラなマリア』〜マリアさんは二度くらい死ぬ!オリエンタルサンシャイン急行殺人事件〜
東京公演はサンシャイン劇場にて、11月18日(水)〜23日(月・祝)の期間中開催
兵庫公演は新神戸オリエンタル劇場にて、11月27日(金)〜28日(土)の期間中開催
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