ハル・ベリーが骨折を理由にアカデミー賞をドタキャン!
トム・ハンクスと共に第84回アカデミー賞で美術賞と撮影賞のプレゼンターを務めるはずだったハル・ベリーが、当日にドタキャンしていたことが明らかになった。
同授賞式は現地2月26日17時30分(東海岸時間20時30分)から開催されたが、4時間前ぐらいにレッドカーペット中継を行っていた米テレビE!の司会者が、「ハル・ベリーは、足(足首から下)の骨を折ったため授賞式に欠席するみたいですね。確かこの前も足を折ったと聞いた気がしますが、怪我が多いですね」とコメント。その後、同授賞式のプロデューサーを務めたブライアン・グレイザーが、ハリウッド・レポーター誌に対して、ハルの欠席を正式に発表した。
ハルは昨年9月に、新作『Cloud Atlas』を撮影していたスペインで足を骨折しているが、この時は「撮影中の怪我ではなく、オフの日にマヨルカ島で、ヤギの群れを追う3歳の娘ナーラを追いかけていた際に転倒した」と、ピープル誌が報じていた。
ハルはこれまでにも、モントリオールで『ゴシカ』(03)の撮影中に腕の骨を折ったほか、ゴールデンラズベリー賞で主演女優賞を受賞した『キャット・ウーマン』(04)では、機材に当たって病院に担ぎ込まれたことがあり、何かと怪我が多いようだ。しかし、今回の骨折は、撮影中なのかプライベートな事情で起こったものなのかは明らかになっていない。
一説によれば、スペインでの転倒からほぼ6ヶ月が経ったにも関わらず、先週、ハルが矯正ブーツを履いている姿がパパラッチされていることから、新たな怪我ではない可能性が高い。しかし、この怪我が原因でヒールを履けないといった事情があるのであれば、少なくとも一日前には出欠を決めても良さそうなもので、当日の、しかも直前にドタキャンしたからには何か別の理由があるのかもしれない。【NY在住/JUNKO】