司会のビリー・クリスタルとジョージ・クルーニーがキス! ビリーがジョージのキステクを大絶賛
現地時間2月26日に行われた第84回アカデミー賞で、8年ぶりにホストを務めたビリー・クリスタルが、ジョージ・クルーニーのキスのテクニックを大絶賛し、ジョージ・クルーニーが照れ笑いするシーンがあった。
昨年に引き続き、同授賞式ではホストを務めたビリーが前撮りで、ノミネートされた9作品の中に入り込んで作品を紹介するというオープニングムービーで始まった。6作品では、既存の映像にビリーが入り込むという方法が取られたが、3作品には特別ゲストが登場し、会場や視聴者をあっと驚かせた。
なかでも最初に紹介された『ファミリー・ツリー』(5月18日公開)では、マット役に扮する主役のジョージが、事故で昏睡状態に陥っている妻に別れのキスをするシーンで、妻役に扮してベッドに横たわるビリーにジョージがキスをするというサプライズがあり、会場は大いに盛り上がった。また『ミッドナイト・イン・パリ』(5月26日公開)では、オーウェン・ウィルソンに扮したビリーが、タイムトリップするために乗り込む馬車の中から、同作には出演していないジャスティン・ビーバーが登場したほか、『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』(公開中※ノミネート作品ではないが)のイーサン・ハントが、階を間違えて高層ビルの窓ガラスを打ち破ったため、『ヒューゴの不思議な発明』(3月1日公開)の世界に入り込むという設定で、作品賞のプレゼンターを務めたトム・クルーズが登場するというサプライズもあった。
ビリーが、賞を盛り上げてくれたジョージ、ジャスティン、トムに感謝の意を述べた際に、「ジョージは本当にキスが上手だから、あなたはラッキーだね」と『ファミリー・ツリー』で主演男優賞ノミネートのジョージと共に最前列に座っていた恋人のステイシー・キーブラーに語りかける一面もあったが、堂々と頷くステイシーを横に、照れるジョージが何とも印象的だった。【NY在住/JUNKO】