エマ・ワトソン×ソフィア・コッポラ監督でティーン窃盗団の実話映画化

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エマ・ワトソン×ソフィア・コッポラ監督でティーン窃盗団の実話映画化

エマ・ワトソンが、ソフィア・コッポラ監督の新作『The Bling Ring』への出演契約を交わしたとThe Hollywood Reporterが伝えている。同作は、2008年から2009年にかけ、パリス・ヒルトンやリンジー・ローハン、オーランド・ブルームなどの自宅に不法侵入し、総額300万ドル相当の高級ブランド服や宝石などを盗んでいた窃盗グループBurglar Bunchをモデルにしたストーリーで、有名人とファッションに憧れる十代の少年少女たちが、セレブリティーの家に次々と押し入って窃盗を働く話だという。

ソフィア・コッポラ監督は同作の脚本も担当しており、ティーン窃盗団にセレブリティー文化を反映させ、現代のカルチャーが持つ憂鬱な一面を描きたいという。「キャストの若い顔ぶれに胸を躍らせています。ロサンゼルスでの撮影を楽しみにしています」と語っている。

ソフィア・コッポラといえば、『ロスト・イン・トランスレーション』(03)のスカーレット・ヨハンソンや『SOMEWHERE』(10)のエル・ファニングなど、成長過程にある女優の姿を魅力的に撮ることで知られている監督。彼女がハリポタ後のエマをどう撮るのかは、ファンならずとも興味が沸くところだろう。

エマは現在、オックスフォード大学在学中で、しばらくは学業に専念すると宣言していたが、ここに来て、ギレルモ・デル・トロ監督の実写版『美女と野獣』や、デヴィッド・イェーツ監督の『Your Voice in My Head』など、たて続けに映画出演の話が浮上している。【UK在住/ブレイディみかこ】

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