年の差は一回り、同じ干支の鈴木福&剛力彩芽が『マクダルのカンフーようちえん』で初共演

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年の差は一回り、同じ干支の鈴木福&剛力彩芽が『マクダルのカンフーようちえん』で初共演

香港の作家アリス・マクによる「マクダル」シリーズの最新作で、日本・香港・中国の合作となる『マクダルのカンフーようちえん』(今夏公開)の声優に鈴木福と剛力彩芽が起用された。声優では初の単独主演となる鈴木は主人公で、こぶたのマクダルの声を、同じく初ヒロインで声優初挑戦となる剛力はマクダルのガールフレンド、子牛のメイの声を担当する。

香港の下町を舞台に、幼稚園児であるこぶたのマクダルと、シングルマザーであるミセス・マクの日常生活を描いた同シリーズ。大好きなママのために一生懸命努力し、ガールフレンドである牛のメイをはじめ、亀のファイ、アヒルのグーシーなど、たくさんの友達がいるマクダル。本作で、マクダルは母ミセス・マクから「ママは商売の方法を学ぶから、おまえは武術をマスターしておいで」と言われ、中国の山奥の幼稚園「カンフーようちえん」へ。マクダルは武術を学びながら、一歩ずつ成長していき、「世界幼稚園児クラス別 天下一武道会」に挑む。

『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』(11)、『ドラえもん のび太と奇跡の島 アニマルアドベンチャー』(公開中)で劇場アニメの声優経験がある鈴木。本作では、お人好しで素直でちょっとお馬鹿な子豚、マクダルの声を演じたが、「ちょっと難しかったです。マクダルはアリも踏めないくらい優しい男の子。話し方も僕よりゆっくりなので、いつもよりゆっくり、ニコニコで話すようにしました」と、ポイントをつかんでアフレコ収録を行ったようだ。一方、本作で声優に初挑戦した剛力は、「声優にもすごく興味があったので、新しいスタート、新しい道だなと思って頑張りました」とコメント。現在、19歳ながら、本作では幼稚園生のメイの声を演じ、「子供らしく可愛く、素直で純粋なままを演じようと心がけました」と振り返った。

今回が初共演となったふたりは、12歳差の同じ申年生まれ。一回り年下となる鈴木との共演に、剛力は「本当に可愛いんですよ。イメージ通り、福くんの空気感に癒されて、吸い込まれる感じでした。小さい頃に戻った気持ちになって、楽しかったです」と、鈴木の魅力を語る。本作の役ではマクダルのガールフレンドがメイとなり、鈴木は照れながらも「(彩芽ちゃんがガールフレンドになってくれて)嬉しいです!」と笑顔を見せた。

本作の見どころを、鈴木は「マクダルが可愛くて、笑える映画で、とても面白いので、みんなに見てほしいです」、剛力は「セリフもちょっとシュールだったり、笑えたり、子供だけでなく大人も楽しめるお話で、映像もすごく可愛らしい」とそれぞれが紹介。中国本土では1200万ドルを超えるヒットを記録しており、鈴木は「香港ではすごく人気があるって聞いたので、日本でも人気が出たら良いな」と期待を寄せた。

そのほか、マクダルの母親であるミセス・マクの声を前田美波里が、カンフーようちえんの園長先生の声をなべおさみが担当する。また、本作公開に合わせ、マクダルがタレントとしてオスカープロモーションに所属することも発表。オスカープロモーションに所属する剛力は「後輩として可愛がってあげたい。一緒に遊びたいですね」と、マクダルの事務所入りを喜んだ。【Movie Walker】

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