元AV女優の脚本家デビュー作や、樹海を裸で走り回った異色アイドルの主演作などが集結!

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元AV女優の脚本家デビュー作や、樹海を裸で走り回った異色アイドルの主演作などが集結!

昨年2月、国内外で注目の若手監督が音楽をテーマにした作品を撮影し、上映した映画祭<MOOSIC LAB>。好評を集めた同映画祭の第2回となる<MOOSIC LAB 2012>が3月17日から新宿のK's cinemaで開催されている。今回は楽曲やミュージシャンそのものをモチーフにした12作品を上映し、その中からグランプリや特別賞が選ばれるのだが、なかなか興味深いラインナップとなっている。

まず、衝撃的な半生をつづった自伝を元AKB48の成田梨紗主演で映画化した『すべては「裸になる」から始まって』の原作者、森下くるみが初めて脚本を担当した『恋はパレードのように』。本作も尖った作風なのかと思いきや、素朴な雰囲気で話題の女性シンガー、平賀さち枝と姉妹であるという妄執にとらわれた少女の姿を描くガーリーな一作となっている。

また、『アイドル・イズ・デッド』は現役アイドル、BiS(新生アイドル研究会)を主演に迎えたアクション。BiSは全裸のように見える格好で樹海を走り回る「My Ixxx」やひたすら口の中を映し続けた「primal.」という2作のPVがそれぞれYouTubeでR指定を受け、さらにライブ中に観客へダイブするなど、突拍子もない行動が常に話題を呼んでいる異色アイドルだ。

これら“MOOSIC PRODUCTS!”部門のほかにも、人気声優ユニット、スフィアの一員として人気の寿美菜子が昨年末に公開された『-×- マイナス・カケル・マイナス』以前に出演していた映画初出演作『GHOST OF YESTERDAY』、ももいろクローバーが出演し話題の『NINIFUNI』がFULL VOLUME ver.として上映されるなど、特別招待作品も豪華なラインナップ。単なる音楽好きだけでなく、アイドルや声優好きにも響くラインナップは要注目だ。【トライワークス】

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