竹中直人&勝俣州和が本田望結を取り合い「めちゃくちゃ可愛くてたまんねえよ!」
『シュレック』シリーズの人気キャラクターを主人公に、卵のハンプティ・ダンプティと謎の美女猫キティとの冒険を描いた『長ぐつをはいたネコ』が公開初日を迎え、新宿ピカデリーでイベントを行った。本作の声優を務めた竹中直人、勝俣州和、応援隊の長ぐつ隊リーダーを務める本田望結が登壇。本田と竹中はこの日が初対面となり、本田が「すごく会いたくて、この日を楽しみにしてた」と話すと、竹中は「めちゃくちゃ可愛くてたまんねえよ!」と目を細めた。本田から竹中と勝俣に似顔絵とネコのクッキーがプレゼントされたことがわかると、ふたりは「てめえも書かれたのか!」(竹中)、「お前ももらったのか! 俺だけだと思った」(勝俣)と、本田を取り合い、会場の笑いを誘った。
ネコになりきった本田と竹中、勝俣が長ネコダンスを披露。「不安だ」と漏らしていた竹中だったが、本田のダンスを見よう見まねで踊りきり、本田からは「竹中さんも100点だし、勝俣さんも100点で、ふたり合わせて200点です」と合格点を獲得した。3月20日(祝)に56歳の誕生日を迎える竹中と、3月12日に47歳の誕生日を迎えた勝俣へ、本田から長ぐつケーキをサプライズでプレゼント。本田からケーキを食べさせてもらった竹中は「恥ずかしい!」と大照れで、顔を赤らめていた。
2004年に『シュレック2』でスクリーンに初登場した、長ぐつをはいたネコことプス。『シュレック2』以降、プスの声を務め、8年の年月を経て、遂に主役の座を射止めた竹中は「主役だと出番が多いから恥ずかしかったね。主役と聞いた時は『俺で良いのかよ!?』と思ったよ! 焦ったぜ! (プスの)若い頃の話だっていうから、小栗(旬)くんとかに代わるんじゃないか、おろされるんじゃないかと思ったけど、俺で安心したよ!」と満面の笑みを見せた。本作で声優に初挑戦した勝俣は、「急にこんな大きな役がくるとは思ってなかったので、アフレコ収録が始まってもドッキリだと思った」と不信感を抱いていたようだが、勝俣の声優に竹中は、「初めてとは思えないほど上手いんだ」と太鼓判を押した。ふたりは約15年前にドラマ共演して以来の共演となったが、竹中の印象を勝俣は「その当時からずっとふざけていて、変わってない。あいかわらず子供です」と明かすと、竹中は「失敬だな。一生懸命役作りするタイプなのに」と笑いながら訂正した。本作の魅力を「一緒に(スクリーンに)入ってしまう3D」(竹中)、「プスの色気を感じてほしい。映画を見るんじゃなくて冒険に参加してほしい」(勝俣)と紹介。
プスの生い立ちや、お尋ね者になった理由、そして長ぐつに秘められたエピソードまで、有名童話などをモチーフにした爆笑ギャグと共に描かれている本作。『シュレック』シリーズのファンもネコ好きも、是非とも劇場でプスの魅力の虜になってほしい。【Movie Walker】