セックス、放尿、バイオレンス! 新作のロバート・パティンソンは超過激
ロバート・パティンソン主演、デイヴィッド・クローネンバーグ監督の『Cosmopolis』(全米2012年内公開予定)の先行予告編が公開され、冒頭から全裸で横たわっているロバートが、銃を弄ぶ女性と絡むシーンや、自分の掌を銃で撃ち抜くシーンなど、『トワイライト』シリーズのエドワード・カレンがぶっ飛ぶような過激な映像で話題になっている。
クローネンバーグ監督らしいセックスと血と暴力のイメージが、畳みかけるようなスピードで細切れに映し出される先行予告編の中で、ロバートはリムジンの中に立って放尿したり、ジュリエット・ビノシュを相手に車の中で激しいセックスをしたり、ナイフで誰かの顔を刺している映像もある。
ロバートは、同作で28歳の億万長者エリック・パッカーの役を演じており、この映画はエリックの24時間を描いたものだという。若き金融界の天才エリックはマンハッタンに髪を切りに行くにもリムジンに乗るほどの資産家だが、ある日、24時間のうちに全てを失ってしまう。
当初、主演に決まっていたのはコリン・ファレルだったが、『トータルリコール』のリメイク(全米8月3日公開)に出演するため降板し、代役にロバートが選ばれた。クローネンバーグ監督はロバートについて、「僕はロバートのような俳優と仕事をするのが好きだ。可能性はあるのに、まだそれを発揮する機会を与えられていない俳優だから。彼が『トワイライト』のスターなのは知っている。だが、ヴィゴ(・モーテンセン)だって、有名になったのは『ロード・オブ・ザ・リング』なんだから」と語っていた。【UK在住/ブレイディみかこ】
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