注目作に続々出演しているブロンドのクールビューティーって?
「自分のシマでの取引現場を押さえろ」というマフィアのボスの依頼を受け、仲間と共に真夜中のダイナーへ向かった美貌のドラッグ・ディーラー、テス。しかし、彼女たちを待ち受けていたのは予測不可能な展開だった。
『ダイ・ハード』シリーズなどで知られるハリウッドのビッグスター、ブルース・ウィリスが脚本にほれ込んで出演を決めたという4月7日より公開中の映画『キリング・ショット』。その登場人物の中で一際輝きを放っているブロンドのクールビューティー、それがテス役のマリン・アッカーマンだ。
1978年5月12日、ストックホルムで生まれた彼女は、幼少期にカナダに移住後、10代から学業の傍ら、モデルとして活動。その後、進んだ女優の道で『幸せになるための27のドレス』(08)でキャサリン・ハイグルの妹役、『ライラにお手あげ』(08・日本未公開)でベン・スティラーの妻役を好演した。そんな彼女を一躍スターダムにのし上げたのが『ウォッチメン』(09)で演じた紅一点のヒロイン、二代目シルク・スペクター役。女性ならば誰もが憧れてしまうほどのスタイルを露出度満点のスーツに包んだ彼女の姿が脳裏に焼き付いている人も少なくないだろう。
近年も「アントラージュ★オレたちのハリウッド」など、幾つかのテレビシリーズや『あなたは私のムコになる』(09)などの映画作品やで印象的な演技を披露している彼女が本作で演じたのは、美貌と度胸を兼ね備えたキレ者。深夜3時にも関わらず、店を後にする気配のない客たちに向かって銃を向けるシーンでの無駄のないシャープな動きは男性はもちろん、女性もほれぼれするほどの美しさなのだ。また、ドラッグ・ディーラーというワイルドな役柄にも関わらず、どこか気品すら感じられるのも彼女の魅力の一つと言えるだろう。
アマンダ・サイフリッド主演作も製作されている伝説のポルノ女優リンダ・ラヴレースの伝記映画『インフェルノ:ア・リンダ・ラヴレース・ストーリー(原題)』(全米2013年公開予定)で主役を務めるほか、トム・クルーズがロックスターを演じることで話題のミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』(日本9月公開予定)で重要な役どころに抜擢されるなど、ハリウッドでの注目度も急上昇中のマリン・アッカーマン。そのどこかミステリアスな美貌はもちろん、彼女の演技力に魅了されてほしい。【トライワークス】