ビクトリア・ベッカム、「私は標準体型」発言で女性を敵に回す
英国の婦人服サイズで6号(日本のサイズでは7号)の服を着ているというビクトリア・ベッカムが、「私の体は一般の女性たちを代表している」と発言し、世の女性たちから嘲笑と罵倒を浴びている。
英国版Harper's Bazaar誌のグラビアで、1950年代のハリウッド女優を彷彿とさせる水着を着てスリムな体を見せつけているビクトリアは、同誌インタビューでファッションデザイナーとしての自分の仕事について語り、「身長180cmぐらいの、素晴らしく美しい17歳のモデルが専属でいてくれたらなって、私たちはよくジョークで言うわ。そして、結局、私は自分で着てみるのよ。私の体は一般の女性たちを代表しているから。それが私の仕事のやり方であり、創作プロセスの一部なのよ。パンツ一つになって立ち、自分の体に布を巻きつけてみるの」と発言しているという。
おやつに枝豆と凍らせた葡萄を食べ、食事には蒸した魚と生野菜を食べながら体重を維持していることで有名なビクトリアが、標準サイズは16号(日本のサイズでは17号)の英国人女性たちを相手にそんなことを言えば、それは黙ってスルーされるわけがない。「ふざけないで」「私も6号サイズですが、11歳の頃から拒食症です」「必死でダイエットしてるくせに、6号サイズが普通だなんて公言するのは無責任」などの読者コメントが怒涛のように英国デイリー・メイル紙電子版に寄せられている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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