エマ・ワトソンのブランドが売上不振で打ち切りに!
フェア・トレードとエコロジーを推進するファッションブランド、ピープル・ツリーから、自らデザインした服のコレクションを立ち上げていたエマ・ワトソンだが、売上不振のために彼女のラインは打ち切られることになったと英紙デイリー・メイルが伝えている。
2010年夏に髪を超ショートにして以来、「新たなファッションリーダーの登場」とファッション関係者の注目を集め、自らもファッションへの大きな関心を示していたエマは、イタリアのデザイナー、アルベルタ・フェレッティとのコラボレーションでコレクションを立ち上げたこともあり、「デザイナーに転向か?」と騒がれたこともあった。しかし、ピープル・ツリーから立ち上げたエマのブランドに関する限り、関係者は「あまりにも売れていない」と内情を暴露しているという。
「エマは本当にがっかりしています。でも、叩き売り状態の価格でも、エマのデザインした服はショップの棚に売れ残っているのです。フェレッティとのコラボの服をさらに発表する計画もあるようですが、エマはそれも先延ばしにしています。時間がないというのが現実のようです」と関係者はデイリー・メイル紙に語っている。
昨年の秋からオックスフォード大学に通っているエマは、「今後しばらくは学業に専念する」と宣言しながらも、早くも新作『The Bling Ring』の撮影に入っており、『Your Voice in My Head』への出演も決まっている。エコロジーファッションの推進に熱心なエマだが、学業と女優業とデザイナー業の全てを同時にこなすのは、やはり無理だったのかもしれない。【UK在住/ブレイディみかこ】
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