本音炸裂! シュワちゃん「『ターミネーター4』はひどかった」

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本音炸裂! シュワちゃん「『ターミネーター4』はひどかった」

『ターミネーター』シリーズといえばアーノルド・シュワルツェネッガーの出世作だが、彼がカリフォルニア州知事就任中に製作されたクリスチャン・ベイル主演『ターミネーター4』(09)について、シュワルツェネッガー本人は「ひどい映画だった」と思っていたことを明らかにした。

「自分は全ての作品の続編の可能性に関して、オープンな考えを持っている。『トゥルーライズ2』も良いと思うし、本当に良くできた作品なら『ターミネーター』の続編も。あのシリーズの前作はひどかったからね。一生懸命に頑張ってるんだよ。彼らが努力をしなかったというわけではない。演技にしても、他のことにしても。でも駄目だった」と映画情報サイトCollider.comのインタビューで語っている。

『ターミネーター4』は、シリーズの中で唯一、シュワルツェネッガーが出演しなかった作品だ。彼が続投した『ターミネーター2』(91)の世界興行成績は5億ドルを突破、『ターミネーター3』(03)も4億3300万ドルだったが、4作目は3億7000万ドルにとどまった。実際、『ターミネーター5』も2011年公開が予定されていたが、4作目の興行的失敗のために製作が白紙に戻り、現段階でもまだ具体的に動き出していない。しかし、シュワルツェネッガーが5作目出演への意欲を表明したため、昨年、彼のシリーズ復帰が大々的に報道されたこともあった。

『ターミネーター4』公開時には、「自分の子供にシリーズ最高の出来だと言われて落ち込んだ」などのリップサービスを惜しまず、協力的だったシュワちゃんだが、本音は「やっぱり俺が『I'll be back』しなきゃ駄目なんだ」だったのかもしれない。【UK在住/ブレイディみかこ】

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