『Black&White』リース・ウィザースプーン「独身女性の色々な苦労が描かれています」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『Black&White』リース・ウィザースプーン「独身女性の色々な苦労が描かれています」

インタビュー

『Black&White』リース・ウィザースプーン「独身女性の色々な苦労が描かれています」

『チャーリーズ・エンジェル』シリーズなどを手がけたマックG監督による『Black&White ブラック&ホワイト』がいよいよ4月20日(金)に初日を迎える

。本作でクリス・パイン演じるFDRとトム・ハーディ演じるタックのふたりから猛アプローチを受けた挙げ句、三角関係に陥ってしまうローレン役のリース・ウィザースプーンにインタビュー! 女性ならではの視点で本作の魅力を語ってもらった。

――一番印象に残ったのはトリッシュとの掛け合いでした。劇中の会話も最高に面白かったです。トリッシュのような女性についてどう思われますか?また実際にトリッシュのような友人はいますか?

「チェルシーとは今回、この映画を撮影するに当たって初めて出会いました。彼女はアメリカではかなり有名で、正直にものを言うので、そういったところが受け入れられて、すごく人気のある方なんです。私はチェルシーのような友達を何人か持っていて、あらゆることを話し合える友達です。そういった友達がいることは素晴らしいというふうに思っていて、そのような友情が作品の中で描かれていることもとても素晴らしいと思っています」

――劇中では独身女性を演じていますが、劇中のようにふたりの男性から言い寄られるのは女性にとってどうなのでしょう?やはり夢のような状況ですか?

「演じていてすごく楽しかったです。これはどんな女性にとってもファンタジーや夢だと思います。また、コメディ映画としても、とても面白いアイデアだと思っていました。“自分がデートしているふたりの男性が、本当は親友どうしだというのを知らないでデートをしている”という、この設定が非常に面白いと感じていて、この映画の核になっていると思います」

――世の中の、特に日本の独身女性への恋愛アドバイス&メッセージをお願いしたいのですが

「私自身もデートで苦労したり、結婚するまで色々と苦労したりしたので、私なんかが恋愛アドバイスをできるような立場にはないです。ただ、この映画をご覧いただければ、独身女性の色々な苦労が描かれていると思います。また、難しいことかもわかりませんが、“優しい心”を持つというのが、大切だと私は思います。なかなか、言うは易しで、それはできないかもしれませんが、心優しい善人であれば、いずれは良い人に巡り合えると私は思っています」

――ローレンは最後に●●●を選びましたが、ローレンではなく、あなた自身ならどちらを選びましたか?またどちらも選ばない、ということもありますか?

「どちらもやはりタイプが違うので、選ぶのは難しいですが、クリス・パインに関しては、どちらかと言えば、彼はジェームス・ボンド風なところがあって、女性に対して優しくて女性の扱いが上手いですね。その反面、トム・ハーディーに関してはダニエル・クレイグの演じるジェームズ・ボンドに近くて、ちょっとタフな感じがしています。それに撮影中は、『トム派』『クリス派』にスタッフの女の子たちも分かれていたんですよ。みんな『どっちを選ぶんだろう?』となっていて、私のキャラクター(ローレン)がどっちを選ぶということをみんなには知らせていなかったので、喧々囂々となっていて、『どっちが良いかしらね?』というのを話し合っていたのがとても可笑しかったですね」

突然にやって来たモテ期をチャーミングに演じ切ったリース・ウィザースプーン。トリッシュとの女子会トークは爆笑必至だし、ローレンを射止めようとするクリスとFDRの行動はまさに子供だ。これはもう頭を空っぽにして楽しむしかない。劇場では大いに笑ってもらいた。【Movie Walker】

※公開前のため●●●と伏せ字にしました。ご了承ください

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