吉高由里子が生田斗真のお肌トラブルを暴露!「セリフが言えなくなるくらいへこんでいた」
累計発行部数1200万部を誇るベストセラーコミックスを2部作として映画化した『僕等がいた』。後篇の初日舞台挨拶が4月21日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、主演の生田斗真、吉高由里子、そして三木孝浩監督が登壇した。生田は「一年前に撮影を始めて、後篇を見てもらえることを心待ちにしていました。やっとこの日が来たかという気持ちでいっぱい」と感無量の様子で挨拶した。
矢野元晴と高橋七美の7年にわたる純愛を綴った物語が、いよいよ完結。まばゆいばかりの初恋のきらめきを描いた前篇に続き、後篇では大人へと成長していくふたりに様々な試練が襲いかかる。吉高は「それぞれが大人になっていく姿は格好良くないけど、人の愛し方なんて教科書に書いてませんからね。『矢野と高橋の恋愛はこれだ!』というのが後篇にギュッと詰まっています」と、自信作を大いにアピールした。
北海道から東京に舞台を移して描かれる後篇。吉高は「釧路での撮影がめちゃくちゃ寒くて、東京に帰って来てからの撮影は熱射病になるくらい熱くて! 温度差に体がついていけなかった思い出があります」と苦労を明かした。続けて生田も「人生で初めてお肌のトラブルを経験しました(笑)」と告白すると、「本当にすごかった! ショックを受けて、セリフも言えなくなるくらいへこんでいた。(病院に行って)治ったら、ご機嫌で帰って来たもんね!」と、吉高が撮影秘話を暴露し、会場からの笑いを誘った。
その後、監督から主演のふたりに向けて、感謝の手紙が披露された。生田には「生田君は最初から自分より相手を気遣う思いやりの人でした。色々な困難を乗り越え生まれた『僕等がいた』チームの結束力は、生田君の気配りの賜物」、吉高には「別れのシーンでは気持ちがフィットせず、その場でうずくまって悔し泣きをしていた。自分の感情に真っ直ぐであり続けるその姿が、七美と重なって嬉しかったです」とコメント。「優しさとひたむきさにあふれたふたりと一緒に作れたことを心から嬉しく思います。一生の宝物です」と、温かく、そして真心のこもった言葉で締めくくられると、生田は「色々なことを思い出しました。ヤバイ、泣いてしまいそう」と感激しきり。吉高も「マスコミさんに涙の写真を撮られて、『吉高、手紙で泣く』とか言われたら悔しい! 後で監督の前で素直になります」と吉高節で嬉しさを表現していた。
最後に生田は「ふたりの恋が皆さんの心にずっと残り続けますよう祈っています」と力強く会場に語りかけた。原作とは違った映画オリジナルのラストも見どころの本作。是非、永遠を誓ったふたりの恋の行方を見守ってほしい!【取材・文/成田おり枝】