「タッチ」で共演の三ツ矢雄二と日高のり子が学生服姿を披露!「コスプレは初です」
韓国で740万人を動員した大ヒット作『サニー 永遠の仲間たち』(5月19日公開)の特別試写会が、5月15日に有楽町朝日ホールで開催。アラフォー女性が、1980年代の青春時代を振り返る内容の映画ということで、ゲストに迎えたのは、1980年代のアニメ映画の金字塔「タッチ」で共演した声優の三ツ矢雄二と日高のり子。学生服をまとったふたりが、ノリノリで舞台挨拶を行った。
日高は「『タッチ』は26年前の作品ですが、コスプレをしたのは今回が初めてです」と言うと、三ツ矢も「現在、57歳ですが、恥を知れ、恥を!って感じですかね(苦笑)。でも、それをしちゃえるくらい素晴らしい映画でした」と、笑顔で語った。
日高は、現在、高校2年の子供を持つ母である。三ツ矢は「日高さんは女性ですから、妻となり、母となったってのは一番の変化かな。僕はずっとグレーゾーンのまま、ここまで来てしまった。でも未だに仲間です」とコメント。日高は「初めて会った時は、声優の大先輩で、三ツ矢さんの言うことが全てだと思っていました。それで今は、何て子供の部分を持ったまま、大人になられたんだろうって。私の心が成長した分、同期っぽく話せる部分や、息子のような感覚もあります。家族になりますね。長くつき合えばつき合うほど」と笑顔を見せた。
また、話は高校時代の思い出話へ。日高は「中学の時、お手紙を交換をしていた子がいたけど、それっきりで。ただ、発展がなかったから、綺麗なままという甘酸っぱい思い出です」と語ると、三ツ矢は「僕はグレーゾーンだから、甘酸っぱいというよりも、ほろ苦いです。若ければ若いほど、誰かを好きになると、ときめきますよね。57歳になると、心からときめかなくなってしまった自分がいる。でも、加藤茶さんとか、堺正章さんとかが、今ときめき盛りってことなので、僕もまだまだ先があるので、良い金を見つけたいです。日銀の白川総裁から、なでしこジャパンのゴールキーパーまで、男女問わないので、我こそはって方、是非!」と、恋人募集宣言をした。
女性どうしの友情が描かれる『サニー 永遠の仲間たち』は、女性だけでなく、今を生きる色々な世代の人に人生の豊かさを問いかけてくれる。日高の「年をとっても、自分の人生の主役は自分なんです」という言葉にも大いに納得できる珠玉の一本だ。【取材・文/山崎伸子】