高さ約60mのホテル壁面の縁で撮影をしたサム・ワーシントン、実は高所恐怖症だった!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
高さ約60mのホテル壁面の縁で撮影をしたサム・ワーシントン、実は高所恐怖症だった!

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高さ約60mのホテル壁面の縁で撮影をしたサム・ワーシントン、実は高所恐怖症だった!

パニックとなった群衆が路上で見守る中、高層ホテルから飛び降りようとする男をめぐるサスペンスアクション『崖っぷちの男』(7月7日公開)の特別映像が公開された。今回公開されたのは、崖っぷちの男ニック(サム・ワーシントン)が高層ホテルの崖っぷちに立ち、説得をする元相棒の刑事アッカーマン(アンソニー・マッキー)に疑いをぶつけるところに、SWATが突入するというシーン。ニックが足を踏み外しかける瞬間、上から地上を映し出した映像や、SWATに体当たりをして空中に飛び込む瞬間は、地上60mというリアルな高さに高所恐怖症の観客はもちろん、見る者の心拍数が一気に上がることだろう。

本作の撮影の大部分は、実際に高さ約60mのルーズベルト・ホテルの壁面の縁で撮影された。この60mという高さは、不安感をかき立てるのに十分の高さでありながら、地上の人々や物が豆粒にしか見えなくなる程の高さではない。ドキュメンタリーを撮り続けてきたアスガー・レス監督だからこその、こだわり抜いた高さなのである。

このリアルな高さに、サム・ワーシントンは「すごく怖かったよ。毎日、手のひらに汗はかくし、油断はできなかった」と振り返る。実はサムは高所恐怖症だったのだ。しかし、最初から撮影に乗り気だった彼は、「この映画の撮影で怖さを克服してみたい」という思いで挑み、目もくらむ高所でのアクションを演じ切った。映像で映し出される彼の不安な眼差しが予想以上にリアルで緊迫感があるのは、そういう理由からであり、手に汗握る臨場感と堕落死の恐怖を体感させる迫真の仕上がりを是非とも劇場で目にしてほしい。【Movie Walker】


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