世界最速公開! 『シルク・ドゥ・ソレイユ3D』日本公開は11月9日に決定
現在、6つの大陸の300都市2000ヶ所以上で公演が行われている、団員数5000人のパフォーマンス集団シルク・ドゥ・ソレイユを初映画化した『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』。本作が12月21日(金)の全米公開を前に、世界に先駆け、日本公演20周年記念の年を迎える日本で11月9日(金)より世界最速先行公開されることがわかった。
シルク・ドゥ・ソレイユはフランス語で「太陽のサーカス」を意味する。その認知度と満足度の高いこのエンターテインメントを誕生させたのは、『タイタニック』(97)、『アバター』(09)のジェームズ・キャメロンと『ナルニア国物語』シリーズ、『シュレック』シリーズのアンドリュー・アダムソンだ。本作はドキュメンタリーではなく、シルク・ドゥ・ソレイユの中の最高レベルのショーと賞賛されるラスベガスのレジデント(常設)ショー「O(オー)」「KA(カー)」「LOVE(ラブ)」を中心にした7つの世界をつなぐ愛の物語となっている。
ストーリーは、ふらりと田舎町にたどり着いた主人公のエイミーが、偶然訪れた地方のサーカスから始まる。ピエロに渡されたチラシに導かれ、ショーが行われるテントへ向かった彼女は、空中ブランコを行う寸前の一人の青年がチラシに載っていた人物であることに気づき、彼を見つめていると目が合った。ふたりは互いに目を離さなかったが、青年はブランコを握り損ねて落下。慌てて駆け寄ったエイミーだったが、青年は地面に飲み込まれるように姿を消し、追うエイミー自身も消えてしまう。見たことのない不思議な世界で目を覚ましたエイミーは、消えた運命の青年を探し求める。
また、この度、日本限定版ポスターも公開。第1弾ポスターは、シルク・ドゥ・ソレイユの象徴である太陽マークをアレンジしたものとなっている。ポスターを手がけたのは、フランス在住で日本をはじめ、世界でも活躍する切り絵画家の蒼山日菜氏。2009年のNewsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれた彼女の繊細で美しい作品に対し、シルク・ドゥ・ソレイユが感銘を受けたことでコラボレーションが実現した。シルクのオリジナルロゴをベースに、0.3mmとも言われる蒼山氏の独特で繊細な切り絵の線が、作品のクオリティの高さやゴージャス感を醸し出す素晴らしい仕上がりとなっている。蒼山氏は「最初にお仕事のお話を聞いた時、ものすごく興奮いたしました。シルク・ドゥ・ソレイユにふさわしいロゴを目指し、渾身の一撃で製作をさせていただきました。シルク・ドゥ・ソレイユもそうですが、ジェームズ・キャメロンのセンスと冒険に脱帽です。何て斬新で繊細なのだろうと思いました! 素晴らしいお仕事を本当に感謝いたしております」と喜びを語っている。本作のポスターと予告編は6月15日(金)から全国劇場で公開されることになっている。【Movie Walker】