破局のジョニー・デップ、用意は周到! 関係修復の努力を強調!?
昨日、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの破局が正式発表されたことは、衝撃でありながらも、ある意味では周知の事実としてとらえられていたようだ。
本来であれば、ふたりの子供たちの親権や財産分与、破局の理由などをほじくり返されるのが関の山だが、比較的周辺が穏やかなのは、メディアがジョニーに対して好意的であることに加えて、全てが用意周到だったことが関係しているようだ。
米テレビエンターテインメント・トゥナイトが独占で、ジョニーの広報からの正式な破局報道を流した後、友人のコメントとしてピープル誌が、「何ヶ月にも渡って、彼らは関係を修復しようと努力してきたが、この数週間で、修復が不可能なことがわかり、今回の結論に至った」と報じている。
確かに「ジョニーは、ふたりの子供のためにも修復を図ってきたが、遂に弁護士に相談を始めたようだ」という破局報道の後、友人の話として、「今彼はヴァネッサとの関係に大きなストレスを抱えていて、それを対処できないでいる」というジョニーの苦悩が伝えられた。その後は沈黙を守っていたふたりだが、それぞれが破局を否定。そして先月には、E!オンラインが友人の話として、「ふたりは関係を修復するべく努力している」と、あくまで前向きな努力をしていることを強調していた。
これについて、いち早くふたりの破局説を報じたRadaronline.comは、「全てが計算済みの破局発表だった。今さら全く問題がないと言っても、誰も信じないので、『危機はあったものの努力している』ことを強調しながら、破局に向かって着々と準備を進めていた。デイリー・メール紙によれば、ヴァネッサは、数週間前からビバリー・ヒルズやマリブの家を数件物色していたようだ。またヴァネッサの新作で、フランスで開催された映画祭に出展された『Je Me Suis Fait Tout Petit』(フランス7月11日公開)のお披露目にあわせたのも、ジョニーの配慮と、キャリアを本格的にスタートさせたいヴァネッサの利害関係が一致したものであると同時に、ジョニーがヴァネッサと知り合ってから、人々に植えつけられたイメージを少しでも壊さないようにという計算の下で、全てが着実に進められてきた」という。
破局の原因は明らかになっていないが、フランスとロサンゼルスでの二重生活によって、ふたりの中にできた溝が次第に大きくなってしまったことは事実のようだ。昨年からヴァネッサが、音楽活動のみならず、女優業を精力的にこなしていたことも原因なのか、それとも離婚に向けて着実に活動を始めたのかはわからないが、今後のメディアの焦点は約300万ドル(240億円)と言われる資産(不動産を含む)とふたりの子供の親権に注がれることになりそうだ。【NY在住/JUNKO】