マドンナ、DNAが盗まれないように殺菌消毒チームを結成!
マドンナといえば、その細部まで計算された完璧主義で現在の地位を築いたともいわれるポップ界の女王だが、その女王が「自分のDNAが盗まれるのではないか」と心配し、パラノイア状態に陥っているらしい。
英紙ミラーによれば、現在、MDNAツアーで世界を回っているマドンナは、何者かが楽屋に忍び込んで自分のDNAを盗むのではと考え、“殺菌消毒チーム”を結成して自分の髪の毛や皮膚の一部、唾などの体液が、楽屋に全く残らないように消毒させているという。マドンナの公演会場の楽屋には消毒用ウェットティッシュが大量に届けられ、コンサートが終了すると“殺菌消毒チーム”がマドンナの楽屋内部をくまなく拭き掃除していくという。
また、マドンナの楽屋へは、本人と数人の取り巻きしか出入りを許されておらず、それ以外の人々はのぞくことさえ許されていないらしい。何者かが隠しカメラを設置するのを防止するため、楽屋のセッティングもマドンナの取り巻きだけが行うことになっているという。
「他のアーティストでこんなことは経験したことがありません。一度、彼女の備品が運び込まれると、自分たちは楽屋に入ることはできず、ドアを開けることもできない。彼女の消毒殺菌チームが仕事を終えるまで、楽屋には入れません。だから、マドンナのDNAは全く残っていないでしょう。髪の毛も、何一つです。彼らは全てを消毒していきます。最終的には彼女本人を守り、快適に仕事をしてもらうためですが、それにしてもちょっと極端です」とポルトガル公演のプロモーターがミラー紙に語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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