エマ・ワトソンが動物虐待? ピンクに染めた犬と歩く姿に物議

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エマ・ワトソンが動物虐待? ピンクに染めた犬と歩く姿に物議

エマ・ワトソンが、全身の毛を鮮やかなピンク色に染めた犬を連れてロンドンの街を散歩する姿がパパラッチされ、動物愛好家の多い英国で物議を醸している。

写真のエマが連れている犬は、ダーシーという名の1歳になるビションフリーゼだそうで、毛染めを行ったGroom Dog Cityの経営者は、「ピンクが最も人気のカラー。うちで使っている染料は、完璧に無害で動物たちに優しいものです。野菜を原料とした天然染料で、毛を濡らし、シャンプーのように染料をつけて5分放置し、洗うだけです。ダーシーはもとが白い毛なので、色がつきやすいのです」と英紙デイリー・メイルに語っている。

しかし、テレビ番組などにも出演している獣医のエマ・ミルンは、「たとえ染料が完璧に安全なものであっても、色と匂いが変わるので、別の犬たちとの交流に影響を及ぼすことがあります。犬は生き物です。玩具ではないし、人形でもない」と同紙に語っている。

こうした騒ぎを受け、エマはツイッターで「ダーシーは自分の犬ではない。飼い主が犬をピンクに染めたのは、乳がん撲滅キャンペーンのピンクリボン運動を推進するためだ」と説明したが、「動物虐待だ」「誰の犬であろうと間違っている」という激怒のコメントがデイリー・メイル電子版に寄せられており、モデルばりにシックな格好をしたエマがピンク色の犬を連れて歩いている姿が、動物愛好家たちの怒りをかきたてているようだ。

毛染めした犬を連れている姿を撮影されて話題になったセレブはエマだけではなく、ジョニー・デップの新恋人と噂されているアンバー・ハードも、毛を部分染めしたヨークシャーテリアを連れている写真を撮られたことがある。【UK在住/ブレイディみかこ】

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