マドンナ、露出に飽きられた?ロンドン公演では途中で帰るファンも
ステージで乳首やお尻を露出したり、往年のヒット曲を歌いながら泣き崩れたり、話題に事欠かないマドンナのMDNAツアーだが、ロンドン公演では数百人のファンが最後までコンサートを見ずに途中で帰ってしまったという。
ロンドン公演の会場となったハイド・パークには、カイリー・ミノーグやケイト・モス、ジョージ・マイケルなどのセレブが前列にずらりと並び、マドンナの元夫ガイ・リッチー監督の姿も見られたらしい。
マドンナは、英国でもお尻を露出して見せ、マドンナ公演反対運動が起きているポーランドをもじって「アイ・ラブ・ユー、ポーランド」とジョークを飛ばしたりして観客を沸かせようとしたが、露出もジョークもロンドンでは滑ってしまったようで、途中で会場を後にする観客の姿が目についた、と英紙デイリー・メイルが伝えている。
ネットではファンがロンドン公演について語り始めており、あるファンは「50代のマドンナがコンサートのステージでストリップしている姿を見れば、彼女は既に終わっているということがわかる」とツイートし、著名な振り付け師のジェイソン・ガーディナーは「MDNAは、マドンナがいつも扱ってきたテーマのがっかりするような変形だった。53歳にしては素晴らしいと思うが、彼女はもはや“今”を感じさせる歌手ではない」とツイートしているという。
ステージには、マドンナの年下の恋人でダンサーのブラヒム・ザイバットが登場して、実生活を想像させるセクシーな絡みを披露したり、息子のロッコ(11歳)が母親と一緒に踊ったりと、ファミリーな演出もあったようだが、そうしたサービスも途中で帰る観客の足を止めることはできなかったようだ。【UK在住/ブレイディみかこ】
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