コロラドの銃乱射事件を受け、『ダークナイト ライジング』来日イベントが中止に

映画ニュース

コロラドの銃乱射事件を受け、『ダークナイト ライジング』来日イベントが中止に

コロラド州デンバー郊外、オーロラ市の映画館Century Aurora 16で現地時間7月20日未明、『ダークナイト ライジング』の先行上映中に銃乱射事件が発生、死者12名、負傷者70名が出たことを受け、配給元であるワーナー・ブラザース映画は日本とメキシコで行われる予定だったプレミアイベントを中止することを正式発表した。

ワーナー・ブラザースの発表によると、「Due to the tragic events in Aurora, Colorado, Warner Bros. Pictures has cancelled the previously scheduled personal appearances by the cast and filmmakers in Mexico and Japan on behalf of The Dark Knight Rises. However, in an effort not to disappoint the dedicated fans of the film, we will proceed with our previously scheduled special screenings for invited guests and promotional winners.」(原文)

来週7月25日(水)・26(木)に予定されていた東京国際フォーラムでのジャパンプレミア及び来日記者会見には、本作の監督であるクリストファー・ノーラン、二度目の来日となるアン・ハサウェイ、そして初来日となるジョゼフ・ゴードン=レヴィット、プロデューサーのエマ・トーマスとチャールズ・ローブンが来日する予定だった。また7月25日(水)の東京国際フォーラムでの試写会については、映画を楽しみにしているファンのために執り行う予定だという。

この銃乱射事件を受けて、数多くのセレブたちがコメントを寄せているが、ノーラン監督自身も「関係者を代表して今回の悲劇に深い哀悼の意を表します。私はアメリカの芸術の中でも映画は特に素晴しいものの一つだと信じています。映画館は私の家です。そしてその家を、純真で希望に満ちた家を耐え難い野蛮な手段で冒涜したことは途轍もなくショックでした。被害者とご家族の方に心からお悔やみ申し上げます」(抜粋)とコメントを寄せている。【Movie Walker】

関連作品