人気格闘ゲームのキャラの元になった作品から初監督作まで、ジャッキーの初期の名作が復活!

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人気格闘ゲームのキャラの元になった作品から初監督作まで、ジャッキーの初期の名作が復活!

2011年に公開された『1911』で記念すべき出演100作目を迎えたジャッキー・チェン。近年は前述した『1911』のような歴史ドラマや、歌舞伎町を舞台にしたクライムドラマ『新宿インシデント』(09)のような作品があるものの、やはり彼の名を知らしめたのはブルース・リーに次ぐカンフースターとしてだろう。

酒を飲めば飲むほど強くなる酔拳のように、ユニークなギミックを携えた拳法を使う主人公に扮した一連の作品群6本が初めてBlu-ray化され、「ジャッキー・チェン<拳>シリーズ Box Set【6枚組】」として8月10日(金)に発売されるのだ。

収録されるのは、少林寺で修行を積みながら、父の仇を探す青年が数十体の木人と戦う『少林寺木人拳』(77)。人気格闘アクションゲーム「鉄拳」シリーズのキャラクター・木人は、本作に登場する練習用の木でできた人型の木人がモデルになっているのだとか。

『クレージーモンキー 笑拳』(79)は、喜怒哀楽をパワーの基にした笑拳を使い、師匠の仇を討つ青年の姿を描くジャッキーの初監督作。『カンニング・モンキー 天中拳』(78)は、秘伝書をカンニングし、カンフーで敵を倒すコミカルな要素の強い一作。ほかにも、少林寺に伝わる秘伝書を手に入れた青年が蛇鶴八拳で悪者と戦う『蛇鶴八拳』(78)、恩師の仇を討つべく、青年が龍拳を駆使して戦う『龍拳』(78)。

『拳精』(78)は、空から落ちてきた隕石の影響で、五獣拳の書物から出てきた拳法の妖精(白塗りに赤髪という妖怪チックなビジュアル)から拳法を教わり、七死拳という殺人技を巡る戦いに挑む青年の姿が描かれる。是非ともジャッキーの名を知らしめたユニークな作品群を懐かしみながら鑑賞しよう。【トライワークス】

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