ロンドン五輪閉会式はUKミュージックの祭典に！英ミュージシャンが勢ぞろい

現地時間8月12日(日)に行われるロンドン五輪閉会式は、「A Symphony of British Music」というタイトルのUKミュージックの祭典になるそうで、閉会式の音楽監督デヴィッド・アーノルドは「世界最高のアフターパーティーになる」と英テレグラフ紙に語っている。

英国で最も有名な映画サウンドトラックの作曲家の一人でもあるデヴィッド・アーノルドは、5本の007シリーズ作品を始め、BBCドラマ「シャーロック」やコメディ番組「リトル・ブリテン」などの音楽を手がけており、ビョークなどのミュージシャンとも仕事をしている。「開会式が結婚式だったとすれば、閉会式は披露宴のようなものになる。願わくば開会式と同様のスピリットで、少しアナーキーで茶目っ気があり、面白くて、心が温まり、感動的で、英国にしかできない閉会式になれば良いと思っている」と彼は語っており、閉会式は過去50年間の英国の音楽シーンを振り返ったものになるという。

英国のマスコミは出演バンドやミュージシャンの名前を毎日にように報道しているが、トップシークレット扱いなので本人たちはメディアにしゃべることができない。しかし、ミューズのフロントマン、マシュー・ベラミーは、現在ダゲナムのフォードの工場で行われているリハーサル模様を写真に撮ってツイートしており、出演は確実のようだ。

その他、出演が囁かれているのは、ザ・フー、ケイト・ブッシュ、マッドネス、ジョージ・マイケル、ポール・ウェラー、スパイス・ガールズ、クイーン、ブラー、エルトン・ジョンなどで、妊娠中のアデルが出演するという噂もある。【UK在住/ブレイディみかこ】