リンジー・ローハン、エリザベス・テイラーが『クレオパトラ』の撮影をしたトレーラーを台無しに!?

映画ニュース

リンジー・ローハン、エリザベス・テイラーが『クレオパトラ』の撮影をしたトレーラーを台無しに!?

ここ数日の間に、友人宅からのジュエリー窃盗、撮影中の宿泊ホテル代ほかの未払いなど、何かと世間を騒がせているリンジー・ローハンが、またもや裁判沙汰に発展しそうな騒動を巻き起こしたらしい。

故エリザベス・テイラーが『クレオパトラ』(63)で使用したトレーラー内のセットは、1963年当時、フォックススタジオがクレオパトラを演じるエリザベスのために7万5千ドル(現在の価値で50万ドル)をかけて準備したもの。豪華な家具やベッド、食器、装飾品などで飾られている。また、共演したリチャード・バートンと恋に落ちた愛の巣と言われ、大切に保存されてきた。

同作の撮影に使用されたそのトレーラーを、6月に5万ドル(約400万円)で購入したばかりのエンジェル・アルガーが米CNNのインタビューで語ったところによれば、「この夏にリンジーが、テレビ版映画「Liz & Dick」(11月3日オンエア)でクレオパトラを演じるに当たり、製作会社シルバー・スクリーン・ピクチャーズにトレーラーを貸し出しました。使用した後は元通りか、それ以上のコンディションで戻してくれる、と言われて貸し出しを許可したのですが、使用後1ヶ月経ってみると、室内はめちゃくちゃで、紛失しているものもありました」

「ベッドの上の布団はぐちゃぐちゃに床の上に落ちていて、その上には、欠けた食器が散乱しています。角が欠けたテーブルの上には、タバコの吸殻や割れたワイングラスが無造作に置かれ、フランス製の電話も部品が取れて壊れています。リンジーの髪の毛のついたブラシも置きっ放し。製作に携わった人の話では、リンジーは撮影が終わった後、友達を呼んでこの中でパーティ三昧だった」そうで、デイリー・メール紙が、購入した時にエンジェルが撮影した写真と、貸出し後に見るも無残に荒れ果てた内部の中の写真を公開している。

これについてリンジーの広報は、「これはリンジーがやったものではありません。何の証拠もありません。エグゼクティブプロデューサーに問い合わせるべきです」と答えたそうだが、スタジオ側からは返答が得られていないという。8月初旬に、スタジオから依頼された保険会社の責任者がこの状態を見学したそうだが、「二度と複製できない装飾品もあり、問題は解決していない」という。

証拠がないため、リンジーが個人的に窃盗罪や器物破損などの罪に問われることはなさそうだが、リンジーの行くところにトラブルあり!の状態は今後も続きそうだ。【NY在住/JUNKO】

作品情報へ