綾瀬はるかのアッコちゃんに感激した大杉漣「今度は僕がアッコちゃんをやりたい!」

映画ニュース

綾瀬はるかのアッコちゃんに感激した大杉漣「今度は僕がアッコちゃんをやりたい!」

魔法の鏡で変身する少女を描いた赤塚不二夫の国民的人気コミックを、誕生50周年を記念して実写映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』。初日舞台挨拶が9月1日に新宿ピカデリーで開催され、綾瀬はるか、岡田将生、吹石一恵、大杉漣、香川照之、吉田里琴、川村泰祐監督が登壇した。綾瀬は、ステージに登場するなり転びかけてしまい、「すみません、気を抜いていました(笑)」と早速の綾瀬節を披露、会場を沸かせた。

女の子の夢がギュッと詰まった原作に、現代的な視点を加えた完全オリジナルストーリーで展開する本作。小学生から22歳の大学生に変身してしまうアッコちゃんを演じる綾瀬が、弾けるようなキュートな表情を見せている。岡田は、綾瀬の突然のハプニングに笑いが止まらなくなり、声を震わせての挨拶。吹石は「撮影中は、綾瀬さんと岡田くんが『自分の方がしっかりしている』と言い合っていた」と、ふたりの仲の良い姿を明かしてくれた。

また、鏡の精を演じた香川は「まさか、“テクマクマヤコン”というセリフを言うとは思わなかった」とコメント。アッコちゃんが大杉漣扮する社長に変身するシーンもあり、“可愛すぎる”大杉を楽しむことができるが、大杉は「還暦を迎えて初めての作品。メモリアルな作品になりました」と笑顔で語るなど、ベテラン陣の意外な姿にも注目が集まる。

続いて、司会からの質問に○×クイズで答えることになった一同。「自分が演じた以外の役を演じてみたいか?」と聞かれた岡田は、「鏡の精をやってみたい。あの渋い格好をしてみたいですね」と答えた。大杉は「アッコちゃんをやりたいです」と驚きのコメント!「綾瀬さんのアッコちゃんが素敵だったので、僕は大阪のおばちゃんが小さい女の子になるという、逆バージョンでアッコちゃんをやってみたい」と話し、会場の笑いを誘った。

「続編があったら出てみたいか」との質問には、全員が丸を上げるなど意欲満々で、チームの息もぴったり!。監督は「もう一回、綾瀬さんのアッコちゃんを見たいですね。大杉さんのアッコちゃんはスピンオフで!」と熱っぽく語り、続編を期待する会場から拍手を浴びていた。

最後に綾瀬は「なりたい自分に変身するという映画ですが、未来は自分で変えられるというメッセージが込められています。皆さん、今日から良い人生が始まりますように!」と大きなエールを贈り、舞台挨拶を締めくくった。いつの時代も変わらない、夢見る気持ちを描いたハートフルストーリー。キュートな綾瀬の姿と共に、子供の頃の自分にも出会えそうだ。【取材・文/成田おり枝】

関連作品