『ホビット』第3部の日本公開日が2014年7月18日に決定!
J.R.R.トールキンのファンタジー小説の金字塔を実写映画化した『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のピーター・ジャクソン監督。その前日譚となる『ホビット』シリーズでも引き続きメガホンを取るが、当初2部作での公開だったものが、3部作に変更され、完結編となる第3部の邦題が『ホビット ゆきて帰りし物語』とスライドする形となった。そして今回、その日本公開日が2014年7月18日(金)に決定、全米でもこの日が公開日であることが先にリリースされており、同時公開となることがわかった。なお、第1部『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)に、第2部『THE HOBBIT:THE DESOLATION OF SMAUG』(邦題未定)は2013年12月13日(金)に公開される。
『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』(03)から約9年、『ホビット』3部作は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで登場した中つ国の60年前を舞台に、最先端のカメラと音響技術を駆使したデジタル3D映像によって製作される。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで指輪の所有者となったフロド・バギンズの前の所有者、ビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)を主人公に、ドラゴンのスマウグ(声:ベネディクト・カンバーバッチ)に奪われたエレボールのドワーフ王国を取り戻すため、壮大な冒険に思いがけなく加わることなる。
ある日、魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)から突然誘われたビルボは、伝説的な戦士トーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティッジ)率いる12人のドワーフたちと共に旅に出る。彼らの行く手には、ゴブリンやオーク、凶暴なワーグや魔術師たちが蠢く危険な荒野が待ち構えている。目指すは東にある“はなれ山”の荒れ地。そこへたどり着くには、まず霧ふり山脈にあるゴブリンのトンネルを無事に通過しなければならないが、ビルボはそこで彼の人生を永遠に変えてしまう生物、ゴラム(アンディ・サーキス)と出会うのだった。ビルボはゴラムが「いとしいしと」と呼ぶ、一つの指輪を見つけ、手に入れる。実はその指輪にはある不思議な力があり、それはビルボがまだ想像すらしていなかった形で中つ国全ての運命に深く結びついていたのだった。
本作には『ロード・オブ・ザ・リング』3部作にも出演していたキャスト陣も多数再登場する。ガラドリエル役のケイト・ブランシェット、レゴラス役のオーランド・ブルーム、老ビルボ役のイアン・ホルム、サルマン役のクリストファー・リー、エルロンド役のヒューゴ・ウィービング、フロド役のイライジャ・ウッドなどだ。
さらにトーリン・オーケンシールド率いる12人のドワーフには、フィーリ役にディーン・オゴーマン、キーリ役にエイダン・ターナー、オイン役にジョン・カレン、グローイン役にピーター・ハンブルトン、ドワーリン役にグレアム・マクタビッシュ、バーリン役にケン・ストット、ビフール役にウィリアム・キルシャー、ボフール役にジェームズ・ネスビット、ボンブール役にスティーヴン・ハンター、ドーリ役にマーク・ハドロウ、ノーリ役にジェド・ブロフィー、オーリ役にアダム・ブラウンが顔をそろえる。
その他、ベイン役にジョン・ベル、ドワーフのダイン役にビリー・コノリー、バルド役にルーク・エヴァンス、アルフリド役にライアン・ゲイジ、大ゴブリン役にバリー・ハンフリーズ、エルフのタウリエル役にエヴァンジェリン・リリー、魔法使いのラダガスト役にシルベスター・マッコイ、エルフのリンディア役にブレット・マッケンジー、ドワーフのスライン2世役にマイク・ミズラヒ、エルフのスランドゥイル役にリー・ペイス、ビヨルン役にミカエル・パーシュブラント、オークのボルグ役にコナン・スティーヴンス、ドワーフのスロール役にジェフリー・トーマスなど、国際色豊かなキャスト陣が並ぶ。【Movie Walker】