『悪の教典』主題歌はEXILEからの新ユニット、THE SECOND from EXILEが担当

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『悪の教典』主題歌はEXILEからの新ユニット、THE SECOND from EXILEが担当

貴志祐介の同名サイコホラー小説を伊藤英明主演で映画化した『悪の教典』(11月10日公開)。本作とBeeTVドラマ「悪の教典 序章」の主題歌を、EXILEメンバーであるKENCHI、KEIJI、TETSUYA、NESMITH、SHOKICHIの5人からなるユニット、THE SECOND from EXILEが担当することがわかった。楽曲名は「THINK 'BOUT IT!」で、これがデビューシングルとなる。

本作の企画・プロデュースを担当する臼井央は、オファー理由を「『悪の教典』に主題歌は存在し得るのだろうか?そんな疑問を抱いてしまったのは、この作品は、読む人・見る人それぞれの解釈があって然るべき壮大な問題作。映画の終幕を、悪い意味で一義的にしてしまう恐れがある主題歌は、必要か否かと。そんな疑問が湧けば湧くほどに、であればこそ、メジャーで恋愛や人間愛を歌い上げ、今、全国民に支持されるアーティストを束ねるHIROさんに解釈を求めたい衝動に駆られ、オファーに至りました」と明かす。完成した楽曲については「この素晴らしい原作に、映画スタッフ・キャストがまた新しい解釈を与えたように、主題歌としても新たな切り口でこの物語をエグッてくれた。見終わった後、この主題歌を無意識に口ずさんでしまう観客がいたら、それは僕らの勝ちです(笑)」と自信を見せる。

今回の主題歌起用について、メンバーは皆、「大変光栄」「嬉しい気持ちでいっぱい」と喜びを語る。楽曲について、KEIJIは「夢を諦めようとしていたり、何かに迷っている方や悩んでいる方に勇気やパワーを与えられるような楽曲になっています。映画のイメージにも合ったダンスミュージックで、音楽的にも新しく、今までの僕たちを知っている方にはさらに刺激を与えられると思います!」と紹介し、NESMITHは「原作の本も読ませていただき、伊藤英明さん演じる蓮実先生の奥底にある暗部や葛藤をメンバーやプロデューサーの方などと本編のラストで流れるのを想像しながら作り上げ、音楽として表現できたのではと思っています。映画と共に曲の詩の世界観もリンクさせながら聞いていただけたら嬉しいです」と楽曲に込めた思いを語った。SHOKICHIは「THE SECOND from EXILEとしては映画主題歌を歌わせていただくのは初のことなのと、『悪の教典』のスケール、そして内容が内容なだけに、良い意味でプレッシャーを感じながら曲作りをすることができました。『悪の教典』の話題性、そして映画のスケールに恥じぬよう魂を込めて作らせていただいた作品になっております。この曲が映画『悪の教典』にまた一つ色を添えられたら嬉しく思います」と公開を心待ちにしているようだ。

同曲の制作期間は半年。レコーディングでは、プロデューサーのGiant Swingもアトランタから来日し、NESMITH、SHOKICHIのヴォーカルふたりもデビュー曲ということから、それぞれの思いを歌に込めたという。「THINK 'BOUT IT!」は11月7日(水)リリースだ。【Movie Walker】

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