『マリー・アントワネットに別れをつげて』公開前に「ベルサイユのばら展」「マリー・アントワネット物語展」が開催!
王妃の朗読係の少女という、今までになかったミステリアスな視点から、ベルサイユの裏側を描いた『マリー・アントワネットに別れをつげて』が12月15日(土)より公開される。本作の公開を前に、世紀を超えて人々を魅了するマリー・アントワネットの栄華な遺産とドラマティックな人生、彼女が暮らしたベルサイユ宮殿での生活を垣間見ることができる展覧会が開催される。
松屋銀座では9月13日(木)から9月24日(月)まで「ベルサイユのばら展」を開催。18世紀後半のフランス革命を舞台に、悲劇の王妃マリー・アントワネットや、男装の麗人オスカルの数奇な運命を華麗な筆致で描いた「ベルサイユのばら」は、1972年から週刊マーガレットに連載され、読者の支持を得てブームとなった。1974年に宝塚歌劇で上演、1979年にはテレビアニメの放映が始まり、ファン層はさらに広がった。本展では、原作のコミック、舞台、映像、そして現在へとつながる「ベルばら」の全貌を紹介。貴重な原画、初公開となるアニメのセル画や設定資料、2005年から朝日新聞「be」で連載中の4コママンガ「ベルばらKids」の原画など約300点を展示する。さらに、宝塚歌劇の華やかなステージを再現し、愛と革命が織りなす「ベルばら」の魅力にも迫る。
そごう美術館で9月15日(土)から11月18日(日)まで開催されるのは「マリー・アントワネット物語展」(10月2日は休館)だ。フランスの歴史上、最も有名な王妃として名を残すマリー・アントワネット。神聖ローマ皇帝フランツ・シュテファンとマリア・テレジアの末娘として生まれた彼女は、オーストリアからフランスへわずか14歳で輿入れし、その美貌と香り立つ気品でフランス民衆から熱狂的に愛された。しかし、パリやベルサイユ宮を中心とした優雅で華やかな生活は長くは続かず、やがて37歳という若さで革命の渦に飲み込まれ、断頭台の露と消える。本展では、パリ市立カルナヴァレ博物館やナポレオン財団のほか、王妃にゆかりのある名門貴族が代々受け継いできた家宝を含め、貴重な絵画や工芸品などの史料約120点の他、再現された宮廷衣装や驚きのウィッグも展示される。18世紀のフレンチモード界を牽引した彼女の洗練されたライフアウタイルやファッションに焦点を当て、王妃マリー・アントワネットの物語を改めて紐解く。
是非とも本作の公開を前に、ベルサイユの王妃マリー・アントワネットの歴史を予習してもらいたい。【Movie Walker】
開催期間:9月13日(木)から9月24日(月)まで※会期中無休
時間:10:00から20:00まで※最終日は17:00閉場、入場は閉場の30分前まで
会場:松屋銀座
入場料:一般1000円、大学・高校生700円、中学生以下無料
■マリー・アントワネット物語展
開催期間:9月15日(土)から11月18日(日)まで※休館日は10月2日(火)
時間:10:00から20:00まで※入館は閉館の30分前まで
会場:そごう美術館(そごう横浜店6階)
入場料:大人1200円、大学・高校生900円、中学生以下無料