ルークとベイダーが!?ジョージ・ルーカス公認の爆笑パロディ番組が日本でもDVDに
SFといったジャンルを超え、映画史に名を残す名作シリーズとなった『スター・ウォーズ』。宇宙空間での戦闘機のドッグファイトや、ライトセーバーによるジェダイとシスの戦いなど、アクションにばかり目が行ってしまうが、後にダース・ベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーとその息子ルーク・スカイウォーカーとの親子の物語がこのシリーズの軸となっていたのは言うまでもないだろう。
では、もしルークとダース・ベイダーが戦う運命になかったら、こんなシーンもあったかも、とか、あのキャラクターは実は裏でこんなことをしていた、なんて妄想力をかきたてるようなとんでもなくおかしいシーンを続々登場させ、全米で人気を誇ったのが「スター・ウォーズ ロボットチキン」だ。ここ日本では知る人ぞ知る同作だが、遂にDVD化され、12月4日より発売されているのだ。
同シリーズは、2005年より北米カートゥーン・ネットワークの深夜枠「Adult Swim」で放映が開始されたストップモーションアニメーション番組で、『スター・ウォーズ』のおなじみのキャラクターたち、たとえばパドメがアナキンを悩殺ダンスで誘惑したり、ストーム・トルーパーが職場に子供を連れてきたりと、絶対に本編ではやらないような言動を見せ、笑わせてくれる内容になっている。
そんなふざけ加減にも関わらず、ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルが自ら声を担当したり、ジョージ・ルーカスも登場したりと、まさかの公認のパロディ番組だというのが驚きだ。今回のDVD化に際して、日本語吹替版では、本編の日本語吹替版で声優を担当した大平透(ダース・ベイダー)や浪川大輔(ルーク、アナキン・スカイウォーカー)が演じているというのもポイントが高い。オリジナルを知っている人もそうでない人も爆笑間違いなし!【トライワークス】
ブルーレイBOX:9240円、単品DVD(全3巻・各2100円)
発売元:パルコ、ハピネット