安めぐみが猫耳で「幸せ度マックス!子供は3人ほしい」と新婚生活をアピール

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安めぐみが猫耳で「幸せ度マックス!子供は3人ほしい」と新婚生活をアピール

くろねこルーシー』(10月6日公開)の先行プレミア上映会が10月2日、シネマート新宿で開催され、ドランクドラゴンの塚地武雅、安めぐみ、濱田マリ、直江喜一、亀井亨監督が黒猫ファッションで登場。昨年末にお笑い芸人の東貴博と結婚し、本作では塚地の妻役を演じている安は、「入籍した翌日がこの映画のクランクインだったんです。不思議な気持ちでしたね」と笑顔で語った。

本作は、不器用な性格ゆえにうまく接することができない占い師が、2匹の黒猫との出会いをきっかけに、人との絆や人生を見つめ直していく姿を描くハートウォーミングな物語。映画単独初主演を務めた塚地が、勇気を出して前に進む主人公を魅力たっぷりに演じている。塚地は「物販のクリアファイルを見たら、表面が黒猫2匹で裏面に僕が小さく写っていた(笑)。単独主演とはいえ、黒猫さんと一緒にトリプル主演という形で。まだまだ単独までの道のりは遠いですね」とコメント。「演じた鴨志田はオーラもないし、人との付き合いも下手くそな男。でも頑固な一面もあって、全く僕と一緒。『わかる!わかる!』という気持ちで、違和感が一つもなかった。唯一、奥さんがいるっていうのが負けているところです!」と、演じた役柄について愛情たっぷりに話してくれた。

主人公のしっかり者の妻に扮した安は、「幸せいっぱいだったので、別居中という役柄なのに別居モードにするのが大変でした」とのろけた。塚地も「にっこにこで入って来るんですよ!でも、僕が説教されるシーンがあるんですが、マジで怖かった。素は怖いんじゃないかと思って、東さん大丈夫かと思った」と嫉妬交じりに現場の様子を語り、会場の笑いを誘った。そして、テレビドラマ「金八先生」の“腐ったミカン”こと加藤優役でお茶の間に強烈な印象を残した直江は、本作で銀幕復帰を果たした。「変わり果てちゃってすみません。あれから32年、土日祭日俳優になりました」と語り、塚地も監督も「僕らにとってのヒーローですよ!」と紹介、拍手を浴びた。

またこの日は、映画の中で愛らしい姿を披露する黒猫のルーとシーも登壇。主人公が黒猫を使って占いをすることにちなんで、九星気学に基づく“くろねこ占い”の結果が発表された。結果、下半期の運勢一位に輝いたのは安だった。司会から「今まで積み上げてきた努力が実る年。旦那様の東さんとの相性もばっちり!」と伝えられると、「えー!ちょうど結婚したので、安心しました。幸せ度マックスです(笑)!」と、しっかり夫のギャグをアピール。一方の塚地は、何と最下位の結果に。塚地は「おかしくないですか!?なぜ、へこます!恋愛に消極的というのは当たっている。嘘でも恋愛運好調だと言ってくれれば調子に乗れるのに」と肩を落としていた。安は「子供にも恵まれる」との嬉しい言葉ももらい、「旦那さんが早くほしいと言っている。最低でも3人はほしいですね」と、恨み節の塚地を隣に、輝くばかりの笑顔を見せていた。

最後に塚地は、「苦手だと決めつけていたことが、始めてみると楽しいんだと思えるような作品です」と作品をアピールした。不器用な主人公が一歩踏み出す姿に励まされる『くろねこルーシー』。人懐っこい黒猫たちも、心を癒してくれそうだ。【取材・文/成田おり枝】

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