『綱引いちゃった!』井上真央が国民栄誉賞の吉田沙保里との綱引き対決に勝利!
全国大会出場を目指す女子綱引きチームの奮闘を描く『綱引いちゃった!』(11月23日公開)で主演を務める井上真央が、10月28日に三重県の皇學館大学総合体育館メインアリーナで開催された「お伊勢さん全日本男女混合綱引大会」にゲストとして登場。国民栄誉賞受賞が正式決定した、レスリングの吉田沙保里選手が登場し、両者が率いる綱引きチームによるエキシビジョンマッチが行われた。
女子レスリング世界大会13大会連続優勝、オリンピック三連覇、国民栄誉賞受賞と吉田選手の輝かしい経歴が、まさに目標に向かって前向きに頑張る女性たちの姿を描く本作のイメージと重なり、さらに吉田選手が三重県出身であったことから実現した今回のスペシャルマッチ。初対面となり、互いの印象を「テレビで見ていて、(吉田選手が)もっと大きな方なのかと思っていたら、私と変わらないくらいだったのでびっくりしました。どこにそんなパワーがあるのかなと思いました」(井上)、「『花より男子』とか見ていてずっと大ファンだったので、今日お会いできてすごく嬉しかったです。本当に可愛くて、綺麗だなと思いました」(吉田)と語った。
井上率いる小学生チームと、吉田選手率いる小学生チームによる綱引き対決スタート前には、吉田選手が「女優さんなので、お手柔らかに、といきたいところですが、やはり勝負事なので真剣にいきたいと思います」と意気込みを見せ、圧倒的なキャリアから、試合前から吉田沙保里チームが有利と見られていた試合の行方は、映画の撮影のため、約2ヶ月以上も厳しい綱引きトレーニングに臨んだ井上チームが意外にも互角の闘いを見せ、最終的に井上チームが勝利した。「綱引きはパワーじゃない。チームワークだ!」という映画のメッセージを見事実証し、吉田選手の連勝記録をストップさせた井上は、「勝っちゃいました!霊長類最強に勝っちゃいました」と大喜び。吉田選手は「悔しかったです。相当な力で引っ張ったのですが全然駄目で、やっぱりチームで息が合わないと駄目なんだないうことを改めて感じました」と、まさかの敗戦に肩を落とした。
吉田選手が井上の首にロンドン五輪の金メダルをかけ、肩車をするという一幕もあり、井上は「本物の金メダルに感動しています。これは生涯自慢できますね」と笑顔を弾かせ、「綱引きはパワーではなく、チームワークだというメッセージが伝わったかなと思います。久しぶりに綱を握ったら体が覚えていましたね。自然と思い出しながらやれました。試合が始まるまでは負けるかなと思っていたのですが、綱を引っ張ったら、“あ、いけるかも”と思いました」と、撮影で鍛えた腕前を見せつけた。【Movie Walker】