シエナ・ミラーの全裸の妊婦肖像画が公開へ

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シエナ・ミラーの全裸の妊婦肖像画が公開へ

英国の芸術家ジョナサン・イェオが、出産間近の頃のシエナ・ミラーをモデルにした全裸の妊婦肖像画を公開して話題を集めている。

シエナといえば、数年前まではジュード・ロウとの泥沼の恋愛関係や、妻子あるバルサザール・ゲティとの不倫などでタブロイド紙を騒がせていた恋多き女だったが、2011年にトム・スターリッジと交際を始めてからはすっかり落ち着き、今年7月には長女を出産している。

今回の全裸肖像画は、出産数週間前のシエナがモデルだそうで、乳首もアンダーヘアも隠さずに、腰に手を当てて堂々と立っている姿が描かれている。

ベルリンで開催されている自らの個展でこの作品を公開したジョナサンは、「この絵画は、彼女が娘のマーロウを出産する数週間前に描いたもので、人間の体が最もナチュラルに美しい状態を典型的に示す作品にしたかった。そして、社会的に美しいと思われている姿に追従し、美容整形を受ける患者たちを描いた他の絵画とのコントラストを出したかった」と語っている、と英紙テレグラフが伝えている。

また、ジョナサンは、妊娠中に裸体のモデルになることに同意したシエナの勇気を賞賛しており、「シエナは、最も自然のままで美しい女優の一人だと思われていて、ある世代の女性たちにとっては、ファッションアイコンでもある。そのことが、この作品をパワフルなものにしている。この作品は、モデルになることを決意してくれたシエナの勇気と自信へのトリビュートでもある」と語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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