そっくり!?導入部が酷似しすぎていることで注目のスリラー2作って

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そっくり!?導入部が酷似しすぎていることで注目のスリラー2作って

設定やストーリーがどこか似通っている映画というのは無数にあるが、公開日まで近いというケースは少ないだろう。ところが、スリラー映画2作『ボディ・ハント』(11月17日公開)と『ドリームハウス』(11月23日公開)は、物語の導入部分があまりにもそっくりで、驚いてしまうほどなのだ。

簡単にあらすじの導入を紹介してみよう。まず『ボディ・ハント』は、過去に猟奇殺人が行われた家の隣に引っ越してきた少女が、思わぬ事件に巻き込まれていく作品。それに対して『ドリームハウス』は、過去に惨殺事件が起きた家に引っ越してきた一家が、不気味な影に悩まされることになる作品だ。過去、殺人、引越しとキーワードを挙げていくだけでも多くの共通点が見つかる両作。導入こそ似ているように思われが、もちろんその後は両作とも独自の展開を見せてくれるので、安心してほしい。

『ボディ・ハント』は、隣家に隠された秘密が徐々に明かされていく本格スリラーのテイストを取っており、主演のジェニファー・ローレンスが見せる激しいアクションも含めて楽しめる作品だ。それに対し、『ドリームハウス』は、ホラーの要素を交えながら、最後には意外にも涙を誘う衝撃的な結末が待っている。これは『マイ・レフトフット』(90)や『イン・アメリカ 三つの小さな願いごと』(03)など、感動的な人間ドラマを数多く手がけてきた名匠ジム・シェリダンが監督を務めていることからも、単なるホラーやスリラーでないことが予想できるだろう。

公開日も近く、導入部の設定もよく似ている両作。実は同じ人物が脚本を手がけている、という裏事情もあるのだが、同じスタート地点から、それぞれの物語がどんな方向に向っていくのか、劇場で見比べてみるのも面白いだろう。【トライワークス】

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