30億円の超豪華『ホビット』ワールドプレミアでマーティン・フリーマン「東京が大好きなんだ。皆さんの前に行くのが楽しみだよ!」
J.R.R.トールキンの小説「ホビットの冒険」を3部作で完全映画化した『ホビット』シリーズ。その第1弾『ホビット 思いがけない冒険』が12月14日(金)、全世界約67ヶ国で同時公開される。監督を務めるのは『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のピーター・ジャクソンだ。『ホビット』シリーズも指輪同様、広大なニュージーランドをロケ地とし、政府観光局とタイアップ、様々なPRを行ってきた。そして、その集大成とも言えるワールドプレミアが、現地11月28日に首都ウェリントンで開催された。世界各国から約13万人ものファンが訪れ、熱気に包まれた会場は『ホビット』一色に染まった。会場となったリーディングシネマからエンバシーシアターまでの500mを超えるレッドカーペットを、ピーター・ジャクソン監督をはじめ、マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、アンディ・サーキス、ヒューゴ・ウィーヴィング、ケイト・ブランシェット、イライジャ・ウッドなどのキャスト、スタッフが歩き、報道陣のインタビューに応えた。また、監督もキャスト陣も待ち構えていたファンにサインや記念撮影に気軽に応じ、会場は大いに盛り上がった。
ピーター・ジャクソン監督は、『ロード・オブ・ザ・リング』より成功すると思いますか?との問いに、「それはファンが決めることだからね。もうこの作品は僕の手から離れたから何とも言えないよ。ファン次第だと思う。最新作『ホビット 思いがけない冒険』は僕が日本に持って行くからね。楽しみにしてください!日本の皆さんに気に入ってもらえると嬉しいな」と熱いメッセージを日本に向けて送ってくれた。また主演のビルボ・バギンズを演じるマーティン・フリーマンは「ハロー!日本の皆さん。今、とてもエキサイティングな気分だよ。僕が演じるビルボ・バギンズは大好きなキャラクターだ。食べること、そしてリラックスすることが好きで、僕にとても合っていると思う。皆さん、『ホビット 思いがけない冒険』がいよいよ公開します!東京が大好きなんだ。最新作を持って、皆さんの前に行くのがとても楽しみだよ!」と語ってくれた。
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで主演のフロド・バギンズを演じたイライジャ・ウッドも「この作品がどう受け入れられるかは、皆さんが決めることだよ。この作品は最高の映画だと思うよ!またこの地ウェリントンに再び戻って来られてとても嬉しい。日本はとても大好きなので、今から向かうのが楽しみだよ。すぐ行くので、日本の皆さん待っていてね!」と、8年ぶりの来日を楽しみにしてくれているようだ。さらに、ゴラム役でもあり、本シリーズで第2ユニット監督も務めるアンディ・サーキスは「今回、第2ユニット監督を務めたけど、ここまでこぎ着けられて本当に嬉しいよ。24時間後には日本に行くので、ファンの皆さん、待っててね!」とアピール!
ワールドプレミアを終えたマーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、ヒューゴ・ウィーヴィング、イライジャ・ウッド、アンディ・サーキス、そしてピーター・ジャクソン監督は、その足で日本に飛来することに。12月1日(土)には「ジャパン・ホビット・フェスティバル」と題し、来日記者会見とジャパンプレミアの両イベントに登壇する予定だ。日本のファンを大切に思うキャスト・スタッフたちによるビッグな来日イベントはもうまもなくだ。【Movie Walker】