特殊メイク一切なし!12歳から30歳までを演じ切った濱田岳の驚きの場面写真を公開

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特殊メイク一切なし!12歳から30歳までを演じ切った濱田岳の驚きの場面写真を公開

『アヒルと鴨のコインロッカー』(07)や『ポテチ』(12)など、伊坂幸太郎の小説を数多く映画化している中村義洋監督。そんな監督作において、今や欠かせない存在となっているが俳優の濱田岳だ。2013年1月26日(日)公開の『みなさん、さようなら』は、濱田が主演を務めているが、何と主人公の12歳から30歳までを特殊メイクなしで演じていることが早くも話題となっている。

『ゴールデンスランバー』(09)、『ポテチ』に続き、本作で5度目の中村義洋監督作出演となる濱田は、丸いおでこ、リスやウサギの小動物を思わせる優しい瞳が印象的な24歳。一見すると、ちょっと小柄な普通の好青年だが、独特の雰囲気とスクリーンで見せる、ずば抜けた存在感が圧倒的だ。

本作では主人公の少年・悟の12歳から30歳までの18年間を、その童顔を活かして演じているのだが、なかでも不揃いな前髪やラガーシャツとハイウエストのジーンズを身につけた少年時代の彼が醸し出す昭和臭はかなりのインパクト。その当時、小中学生だった人たちならば、「こんな男子、クラスにいたよ!」と思わず叫んでしまいそうになるかも!?その後の中学生から社会人時代も、服装やヘアスタイルといったわかりやすいものだけでなく、きりっとした表情や立ち方などから、悟の心身の成長ぶりを観客が感じ取れるのも、濱田の演技力があってこそ、と言えるだろう。

本作以降も数々の映画への出演が決定している濱田岳。日本を代表する名優に成長するであろう彼の不思議な魅力を是非スクリーンで確かめてもらいたい。【トライワークス】

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