ミステリアスな歴史サスペンスで強い印象を残すイケメン若手俳優って?
「リア王」「ロミオとジュリエット」などの傑作戯曲を生み出した史上最高の劇作家ウィリアム・シェイクスピア。しかし、直筆の原稿や手紙など、彼が生きていた確かな証拠が残っていないなどの理由から、シェイクスピア別人説は18世紀より囁かれている。なかでも、最有力とされている第17代オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア=シェイクスピア説を映画化した『もうひとりのシェイクスピア』が12月22日より公開されている。
主人公オックスフォード伯役のリス・エヴァンスや、エリザベス1世を演じるヴァネッサ・レッドグレイヴらイギリスを代表する実力派俳優が共演する本作だが、なかでも若き日のオックスフォード伯を演じるジェイミー・キャンベル・バウアーに注目が集まっている。
『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(07)でアンソニー・ホープ役を演じたことで一躍脚光を集め、世界中で女性ファンを爆発的に増やした彼は、ロンドン生まれの24歳。友人でもある女優ローラ・ミシェル・ケリーの紹介で俳優業をスタートさせた。ファッションモデルとして世界的メゾン、ディオールのショーにも出演した経験があり、その美しさは誰もが認めるところ。驚くほどに小さな顔に長くて細い手足、金髪に青い瞳という完璧なルックスながら、ちょっと大きな耳といったキュートなアンバランスさも彼の魅力を引き立てている。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(10)では若き日のゲラート・グリンデルバルド役を、『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』(12月28日公開)でヴォルトゥーリ三老師のカイウス役を演じたことでも知られるが、いずれも超美形な彼だからこそ観客に強い印象を残すことができたキャラクターだ。
2013年夏に全米公開予定の『The Mortal Instruments: City of Bones』でもミステリアスな存在感を放ち、女性ファンをまたまた増やしてしまいそうなジェイミー。彼の今後の活躍から目が離せそうにない。【トライワークス】