ケイティ・ホームズのブロードウェイ舞台、不評で打ち切りへ
ケイティ・ホームズにとって2度目のブロードウェイの舞台となった「Dead Accounts」が、不評のため予定より7週間も早く打ち切られることが正式に決定した。
同作は、2012年10月末に米東海岸を襲ったハリケーン サンディの以前からプレビューを行っており、ダウンタウンに構えたマンションが停電していた際も、ケイティはホテルに泊まりこんで舞台に立っていた。
しかしRadarOnline.comによれば、11月29日から本公演が始まっても、チケットの売り上げが思うように伸びず、当初予定していた2013年2月24日までの公演が、7週間も早い1月6日までと、わずか27回のプレビュー公演、44回の本公演で幕を閉じることになった。
同作はもともと批評家からの評判は芳しくなかったが、「最近の流行となっている、スターが舞台で演じる一例で、今回もケイティが主役級の作品にもかかわらず、数字が伸び悩んだ。座席の占有率はわずか38.1%で、現在公演されている舞台中で最低だった」と、ニューヨーク・タイムズ紙が伝えている。
これに対して、プロデューサーを初めとする製作サイドは、「大変残念な結果になりましたが、我々はこの作品とキャスト、スタッフに誇りを持っています。またいつの日か彼らと一緒に仕事ができることを楽しみにしています」とコメントしているが、ケイティにスターパワーがなかったことは否めない事実だろう。
トム・クルーズと結婚する前から“大根役者”と言われていたケイティだが、2008年にアーサー・ミラーの戯曲「All My Sons」でブローウェイデビューを飾った際には、それなりに演技力が評価されていた。2度目の「Dead Accounts」は2012年6月にトムと電撃離婚してからの初の大仕事であり、女優復帰を願っていると言われているケイティにとっては残念な結果になったが、既に立ち上げているファッションデザイナーとしての仕事や、シットコムへの出演、そして人気テレビシリーズ「ドーソン・クリーク」の映画化話も浮上しており、今後も忙しい日々が続きそうだ。【NY在住/JUNKO】