ペン、オスカー会場外での反ゲイ運動を批判
「ミルク」でゲイの政治家の役を演じてアカデミー主演男優賞を受賞したショーン・ペンは、授賞式当日にコダックシアターの外で彼の到着を待ち反ゲイ運動を繰り広げていた人々に怒りを覚えたらしい。
が、その怒りは時間の経過と共に悲しみに変わって行ったという。「あまりにも考え方が古くて、子供っぽくて、臆病な彼らが、化粧してないピエロみたいに見えてきた。怒りを感じるのは簡単だけど、そのうち彼らのことを思うと悲しくなってきたんだ。そろそろ他人にダメージを与える彼らを沈黙させるべきだ。ああいう尊大で未熟な思想には本当に驚かされる」と語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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