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2013年、邦画は原作映画化ラッシュが続き、一方のハリウッド作品は?

映画ニュース 2013/1/25 14:26

2013年、邦画は原作映画化ラッシュが続き、一方のハリウッド作品は?

2012年は邦画・洋画共に数々の作品が劇場公開されたなか、日本での興行収入1位は73億円を記録した『BRAVE HEARTS 海猿』となった。もともと『海猿』シリーズは原作コミックの映像化からスタートしている作品だが、日本の映画業界では2013年もコミック・原作本の映画化作品が多数公開される。

邦画では、「悪人」の吉田修一原作×高良健吾主演の『横道世之介』(2月23日公開)や、第46回江戸川乱歩賞に輝いた首藤瓜於原作で生田斗真が美しき殺人者を演じる『脳男』(2月9日公開)、三浦しをん原作×松田龍平主演の『舟を編む』(4月13日公開)、妹尾河童原作で水谷豊×伊藤蘭の夫婦共演が話題の『少年H』(8月10日公開)、百田尚樹のベストセラーを岡田准一主演、三浦春馬、井上真央の共演で映画化する『永遠の0』(12月公開)など、多数の作品が控えており、ストーリーに確固たる自信のある人気小説の映画化が後を絶たない状況と言える。

一方、ハリウッド作品でもF・スコット・フィッツジェラルドの名作を『ロミオ&ジュリエット』(97)、『ムーラン・ルージュ』(01)のバズ・ラーマン監督が独自の解釈と映像美で映画化、大富豪ジェイ・ギャッツビーをレオナルド・ディカプリオが演じる『華麗なるギャツビー』(6月14日公開)や、J.R.R.トールキンの「指輪物語」の前日譚「ホビットの冒険」を『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督が3部作として映画化した第2弾『ホビット スマウグの荒らし場』(12月13日公開)などの劇場公開が控えている。

そんななか、異色なのが『スパイダーマン』3部作のサム・ライミ監督とディズニーによるファンタジーアクション『オズ はじまりの戦い』(3月8日公開)だ。本作は作家ライマン・フランク・ボームによる小説「オズの魔法使」でも知られるオズの誕生物語を描く前日談となり、原作をモチーフにしたオリジナルストーリー。オズの謎に包まれたその知られざる過去、数奇な運命に導かれ、ペテン師のオスカー・ディグズが偉大なるオズの魔法使いになるまでを描き出す。

ディズニーはかつて、小説「不思議の国のアリス」を基にしたアナザーストーリー『アリス・イン・ワンダーランド』(10)で、少女アリスのその後を描き、ヒットを記録した。『オズ はじまりの戦い』は、『アリス・イン・ワンダーランド』で第83回アカデミー美術賞に輝いたロバート・ストロンバーグがプロダクションデザインを務めていることもあり、本作でディズニーが生み出す新たなファンタジーの世界、想像を超えた映像美にも期待が高まる。

コミックや小説原作の映画化、そしてそれら原作を基にしたアナザーストーリー。いずれも原作を先に楽しむか、映画を先に楽しむか悩むところではあるが、2013年もこれらの作品が映画業界を盛り上げてくれるに違いない。【Movie Walker】

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