ジャスティン・ビーバーの母親がアンチ中絶映画を製作へ
ジャスティン・ビーバーの母親が、妊娠中絶反対をテーマにした短編映画を製作すると英紙ガーディアンが伝えている。
ジャスティン・ビーバーの美人母として有名なパティー・マレットは、『Crescendo』というこの作品のエグゼクティブプロデューサーになっており、「自分がこの映画に関わっていることで、世界中の若い女性に、妊娠したら行く場所はあるということや、面倒を見てくれる人がいるということ、安全に暮らせる家があるということを伝えることができたら良いと思います」と語っている、とガーディアン紙が伝えている。
パティー・マレットは、自身も17歳でジャスティンを妊娠し、18歳で出産している。4歳の時から性的虐待を受けていたという彼女は、14歳の時にはドラッグとアルコールを摂取していたと告白している。17歳で妊娠に気付いた時には、周囲から中絶を勧められたそうだが、「私にはできませんでした。産まなければならない、と知っていたのです。どうやって生きていくのかは知りませんでしたが、中絶できないということだけは知っていました」と語っている。
しかし、息子のジャスティンは、たとえ母親が作る映画でも、政治的な問題とは関わりたくないと思っているようで、「彼は、ファンを楽しませることと音楽のことしか考えていませんし、政治的目標を追求することには興味ありません」と関係者が伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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