ジェニファー・ローレンス、受賞の喜びにドレスが裂けて太腿が露に!?
映画賞の受賞式で、自分の名前が呼ばれて驚いて立ち上がり、興奮状態で壇上に上がる途中でドレスの裾が何かに引っかかり、ビリッと裂けて肉体を露出する、というのは映画女優にとっては悪夢のような状況だろうが、同様のことがアメリカ映画米俳優組合賞(SAG)で主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスに起こった。
『世界にひとつのプレイブック』(2月22日公開)の演技で主演女優賞を獲得したジェニファーは、当日は体の線にぴったりと沿ったネイビーブルーのディオールのドレスで登壇。受賞者の発表で自分の名前が呼ばれて立ち上がり、出席者たちの椅子の間を歩いて壇上に登る途中で、ドレスのスカート部分が大胆に裂けて太腿部分が露になったため、付近に座っていたマリオン・コティヤールが目をむいて驚いている顔や、ニコール・キッドマンが手を額に当てている表情がテレビに大映しになった。
本人は裂けた部分を上手にたくし上げて歩き、二重になっていたスカートの上部を引き下げて裂け目を隠しながら壇上に上がり、何事もなかったのように受賞スピーチをしたが、US WEEKLYのサイトなどが問題のドレス裂け場面の映像を掲載し、ツイッターでもジェニファーのドレスに関するツイートが駆け巡ったという。
しかし、ディオール側によれば、ジェニファーのドレスは裂けたわけではないという。「あのドレスは布が何重かになっていて、ドレスの上部を持ち上げると、視聴者が見たような状態になるのです。ですから、裂けたわけでも、ハプニングでもなく、ああいうデザインなのです」とディオールのスポークスパーソンは英紙デイリー・メイルに語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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