悪は決して許さないなど、ジャック・リーチャーのキャラクター像が明らかに!
『ユージュアル・サスペクツ』(96)のクリストファー・マッカリーが監督を務める『アウトロー』(2月1日公開)。本作の主人公でトム・クルーズが演じるジャック・リーチャーの気になるキャラクター像が明らかになる映像が公開された。
トム・クルーズのアイコンキャラクターとなっている『M:I』シリーズのイーサン・ハントに続き、トム自身が新たなシリーズ、新ヒーローとして挑むことを決意させたこのジャック・リーチャーという男。いった、トムは彼のどんなキャラクター像に惹かれ、新たな挑戦を始めたのだろうか?
「ジャック・リーチャーの掟」は5つだ。「職には就かない」。実は元米軍エリート捜査官で、除隊後は一匹狼となり、気の向くままにアメリカ中を放浪する流れ者となる。「家は持たない」。主にモーテル暮らしの放浪生活で家も車も持たない。移動は徒歩かヒッチハイク、長距離の移動はバスを利用する。「携帯電話は持たない」。クレジットカード、携帯電話、e-mailなどの所在場所を特定されるようなものは一切所持しない。人とのつながりを避け、仲間や恋人、家族など煩わしい人間関係は持たない。普段は肉体労働をしたり、軍の少ない保証金で食いつなぐか、欲という感覚を持たないため、苦にもせず、気の向くままの人生を過ごしている。「交渉には応じない」。非情にストイックで無口。頭脳明晰で抜群の記憶力、推理洞察力を持つ。いかなる環境でも戦闘能力を高い状態で長期間維持でき、白兵戦に長け、射撃の腕前は右に出る者がいない。「悪は決して許さない」。自分自身に絶対的な自信を持ち、権力には決して屈しない。事件が彼を呼ぶのか、彼が事件を巻き起こすのか、行き着く先には常に事件が待ち受け、彼は自分のルールで世の悪者たちを容赦なくなぎ倒す。
トムはジャック・リーチャーについて、「尊敬すべき高潔な人で、助けを必要とする者を救う、素晴らしいマインドを持った、ウィットに富んだ男なんだ」と語り、「続編は是非やりたいね」と既に次回作への意欲を見せている。【Movie Walker】