レディー・ガガ、もはやネットの世界に飽きられた?
2008年にブレイクして以来、その写真や記事がインターネットのニュースサイトに絶え間なく掲載され、ソーシャルメディアの女王とも呼ばれてきたレディー・ガガが、そろそろネットの世界に飽きられてきたようだ、とロサンゼルス・タイムズが書いている。
レディー・ガガの名前での検索件数が圧倒的に多かった2010年初頭をピークに、検索件数は下降の一途をたどっているそうで、MTVビデオ・ミュージック・アワードで生肉ドレスを着た時や新アルバムの発表時など、一時的に検索数が上がることはあっても、全体的にはネットでの人気度は下がり続けているという。
「人々は、彼女のキャリアの初期には、彼女の奇抜なファッションセンスをエンジョイしていましたが、少しきわどくなりすぎて、インターネットにおける人気度を回復することができないようです。この推測を裏付けするのは、2012年5月に再び生肉ドレスを着た時に、検索数はほんの少ししか伸びなかったことです。ネット検索数のグラフ曲線が危険なほど下降を続け、2008年のレベルに限りなく近付いているということは、我々はガガの悪ふざけに少し飽きているということを示しています」と、ロンドンに拠点をおくマーケティングエージェンシーのAccuraCastは分析しているらしい。
ちなみに、ツイッターのフォロワー数でも、ジャスティン・ビーバーがレディー・ガガを抜いて1位になったというニュースが流れたばかりだ。もっとも、本人はあまりこうしたことを気に病んではいないようで、「モンスターたちもあなたを応援しています」とツイッターでジャスティンへのメッセージを送ったりしている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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