注目の美少女・有村架純が舞台挨拶で「お芝居は気持ちなんだなと」
石川県を舞台に、アマチュアオーケストラと少女の出会いと成長を描く『リトル・マエストラ』の初日舞台挨拶が、2月2日に有楽町スバル座で開催。有村架純、釈由美子らが舞台挨拶に登壇し、有村は「小さな一歩がたくさん詰まっていて、そういう小さな一歩を踏み出す勇気を、映画を見て感じていただけたら嬉しいです」と笑顔でアピールした。
登壇したのは、有村、釈、EXILEの松本利夫、篠井英介 上遠野太洸、筒井真理子、前田吟、雑賀俊郎監督の計8名。通常はミュージシャンとして活動している松本は「役者は本名でやらせていただいてます。『リトル・マエストラ』に出させていただいて光栄です」と精悍な表情でコメント。筒井はロケ地でのエピソードについて「海鮮丼を食べたらカニカマでした」と苦笑いした。これについては釈も笑ってうなずきながら「でも、金沢へ行って、4人でホテルから脱走して、回転寿司で食べたら、本物でした!」とおちゃめな笑顔を見せた。
その後、ベテランの前田吟が「演技ってしない方が良いんです。でも、どうしても演技をしちゃう。僕は、東京オリンピックの年に、小林正樹監督作に出てから、もう100本近くになりますが、その時と同じ気持ちでずっとやっています」と言葉をかみしめるように語った。それを受けて有村は「相手の方がいてこそ、自分の心が動かされるんだなと。前田吟さんの『本当に自分の気持ちを伝えたければ、相手の気持ちを思いやれ』というセリフがあって、胸にぐっと来るものがありました。やっぱりお芝居は気持ちなんだなと」と、充実感あふれる表情を見せた。
風光明媚な石川県の漁村で繰り広げられる心温まる人間賛歌『リトル・マエストラ』。2月11日(祝)には、バレンタインイベントが同劇場で開催され、有村からチロルチョコのプレゼントがあるという。「愛情を込めてお渡しするので、是非遊びに来てください」と語った彼女の笑顔が実に清々しかった。【取材・文/山崎伸子】